その中から、「秋に行きたい宮城県の温泉地」ランキングの結果をご紹介します。
■2位:鳴子温泉/71票
5つの温泉地から成る「鳴子温泉郷」の中心にある鳴子温泉は、1000年以上の歴史を刻む東北屈指の名湯です。紅葉に染まる山あいに湯けむりが立ち上る秋の風景は、まさに絵画のような美しさ。周辺には紅葉の名所・鳴子峡があり、鳴子温泉から続く散策ルートには、松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れたとされる句碑もあります。泉質のバリエーションが豊富で、訪れるたびに異なる湯の表情が楽しめるのも魅力の1つ。伝統工芸の鳴子こけしや情緒ある温泉街の散策も、旅に彩りを添えてくれます。
回答者からは「東北有数の名湯であり、泉質の種類が豊富なのが魅力です。秋は紅葉との相性も抜群で、色とりどりの景色を眺めながら温泉に浸かると、心身ともに癒されると思います」(20代男性/愛知県)、「宮城県民としては鳴子温泉は欠かせません。秋に行きたいということもあり、鳴子の紅葉は絶景です。こけしの絵付などもできたり、ご飯も美味しいです」(10代女性/宮城県)、「鳴子峡谷の紅葉がとてもきれいです。温泉も美肌効果があってよいです」(60代男性/新潟県)といった声が集まりました。
■1位:秋保温泉/99票
仙台市中心部から車で約30分という抜群のアクセスを誇る秋保温泉は、自然と文化が共存する風情ある温泉地です。「名取の御湯」と呼ばれ、古代より天皇にも愛された歴史を持ち、由緒の深さが漂います。
回答者からは「名取川沿いの渓谷が紅葉に染まり、遊歩道の散策が絶景だし、湯冷めしにくい塩化物泉で、冷え性や疲労回復にピッタリだから」(50代男性/広島県)、「仙台市駅から近いので交通の便がよく、行きやすい眺めが綺麗」(40代女性/埼玉県)、「秋湯温泉には実際に行ったことがあります。近くに名取川が流れていて、自然の中で秋を堪能できるからです」(20代女性/宮城県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。