伊香保温泉は、群馬県渋川市、榛名山(はるなさん)の中腹標高700mに位置する歴史ある名湯です。『万葉集』にも詠まれ、400年以上の歴史を持つこの温泉地は、夏目漱石や与謝野晶子といった多くの文人たちに愛されてきました。


また、伊香保温泉では、鉄分を多く含み茶褐色に濁る「黄金の湯」と、透明で柔らかな「白銀の湯」という、性質の異なる2種類の湯を一度に楽しめるのが大きな魅力です。

■「伊香保温泉」周辺には何がある?
温泉街のシンボルである365段の石段街は、両脇に旅館や土産物店、飲食店が軒を連ね、古き良き温泉情緒にあふれています。

石段街を登りきったところには「伊香保神社」があり、さらに進むと湯元である「河鹿橋(かじかばし)」があります。この河鹿橋周辺は、秋には見事な紅葉の名所としても知られています。

そのほか、周辺には老舗旅館からリニューアルされたおしゃれな施設、また「竹久夢二伊香保記念館」「伊香保グリーン牧場」など、散策にぴったりの観光スポットも豊富です。

■「石段街の情緒が最高」温泉ファンが評価する魅力
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。

▼泉質がいい「茶褐色の温泉で、疲労がよく取れます!」(20代女性/東京都)」

▼石段街の情緒が最高「以前行って、そこだけタイムスリップしたような雰囲気だったから」(30代女性/東京都)」

「伊香保温泉のシンボルである石段街は、365段の石段の両側に温泉旅館やお土産屋さんが並び、情緒あふれる雰囲気を楽しめるから」(30代女性/北海道)」

▼秋の紅葉も楽しめる「温泉街の湯元付近にある河鹿橋は紅葉の名所として有名で、カエデやモミジが鮮やかに色づき紅葉が楽しめる温泉地だと思うからです」(60代女性/愛知県)」

■【首都圏からのアクセス】東京駅から約1時間45分
伊香保温泉は、都心からのアクセスが比較的便利な温泉地です。

<電車・バスを利用する場合>
東京駅からJR上越新幹線で高崎駅まで約1時間、高崎駅からJR上越線またはJR吾妻線で渋川駅まで約25分、さらに渋川駅から関越交通バスを利用すれば、乗り換え時間を含まず約1時間45分で伊香保温泉に到着します。

<高速バスを利用する場合>
バスタ新宿からJRバス関東「上州ゆめぐり号」を利用すれば、乗り換えなしで伊香保温泉石段街まで約2時間30分でアクセス可能です。伊香保温泉の旅館を
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この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。
東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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