福井県で「秋に行きたい滝」ランキング！同率2位「瓜割の滝」「一乗滝」を抑えた1位は？【2025年調査】 (2025年10月23日)

秋が深まる頃、水音が澄んで響く滝は、ひときわ美しい姿を見せます。紅葉に包まれた水の流れは、季節の移ろいを感じさせ、訪れる人の心を静かに癒やしてくれます。陽の光を受けて輝く水しぶきや、木々の彩りと調和する景観に、思わず息をのむ瞬間があるでしょう。All About ニュース編集部では、2025年10月9～10日の期間、全国10～60代の男女250人を対象に、秋に行きたい滝に関するアンケートを実施しました。その中から、「福井県で秋に行きたい滝」ランキングの結果をご紹介します。■同率2位：瓜割の滝（うりわりのたき）／55票福井県若狭町にある「名水百選」に選ばれた清らかな湧水群。 滝というよりは、湧き水の流れが特徴で、周囲は美しい自然林に囲まれています。その名は、水が冷たすぎて瓜を冷やすと割れてしまうほどという逸話に由来します。特に秋は、紅葉が水面に映り込み、神秘的で涼やかな絶景を作り出します。回答者からは「水量が豊富で落差も大きく、秋の季節を満喫できそうだからです。自然の癒しスポットとしても魅力的」（30代男性／兵庫県）、「瓜割の滝は落差約7mの清流の滝ですが、水の透明度が非常に高く、清らかな流れと紅葉のコントラストが美しいことで知られています」（50代男性／東京都）、「瓜割の滝は福井県若狭町にある名水百選のひとつで、紅藻が群生する珍しい水景が広がる静かな癒しの滝です。秋には周囲の木々が色づき、澄んだ湧水と紅葉のコントラストが幻想的な美しさを生み出します」（40代女性／滋賀県）といった声が集まりました。■同率2位：一乗滝（いちじょうだき）／55票福井県福井市にあり、剣豪・佐々木小次郎が秘剣「燕返し」を編み出したという伝説が残る滝です。 落差は12メートルと控えめながら、清流が滑らかに岩肌を流れ落ち、周囲の苔や木々が歴史を物語るような静かで清らかな空間を生み出しています。秋には、鮮やかに色づく紅葉の名所としても多くの人々に親しまれています。回答者からは「周囲の木々が赤や黄色に染まる秋には、滝の白い水流と紅葉の色彩が美しく調和するから」（50代男性／東京都）、「緑の苔と、紅葉とのコントラストがすてき」（40代女性／長崎県）、「剣豪・佐々木小次郎が修行したと伝えられている由緒ある土地で、一度訪ねてみたいと思っていた。また、付近に一乗谷朝倉氏遺跡もあり、帰りに紅葉を楽しむ事もできそうだと考えたから」（30代男性／福井県）といった声が集まりました。■1位：龍双ヶ滝（りゅうそうがたき）／109票福井県池田町にある、日本の滝百選にも選ばれた名瀑です。高さ約60メートル、幅約10メートルの一枚岩の上を、清流が滑るように流れ落ちる姿が特徴的で、「絹糸の滝」とも称されます。周囲はブナやミズナラなどの原生林に覆われており、特に秋の紅葉シーズンは、水しぶきと赤や黄色の葉のコントラストが息をのむ美しさです。滝壺近くまで整備された遊歩道から観賞できます。回答者からは「秋は周囲の山々が紅葉に染まり、白い水しぶきと赤や黄色の木々が織りなすコントラストが圧巻の景観を生み出します」（10代男性／大阪府）、「滝つぼのそばまで行ってみたい。迫力ある滝と紅葉で絶景だと思う」（40代女性／群馬県）、「福井県内でも有名な名瀑で、秋には周囲の木々が色づいて幻想的な雰囲気になります。滝の音と紅葉の景色が心を癒してくれる場所です」（30代男性／北海道）といった声が集まりました。※回答者からのコメントは原文ママです この記事の執筆者： 坂上 恵All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。