何気ない日常の中で、思わず目を奪われるような絶景に出会うことがあります。その場に立った瞬間、心がすっと軽くなるような不思議な感覚に包まれることもあるでしょう。
忙しい毎日の中で、ふと立ち止まりたくなるような場所。そんな心に残る風景を、探しに出かけてみませんか。

All About ニュース編集部では、2025年11月4~6日の期間、全国10~60代の男女250人を対象に、絶景スポットに関するアンケートを実施しました。

その中から、好き&行ってみたい「東京都・離島エリア(伊豆諸島・小笠原諸島)の絶景スポット」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:ウェザーステーション展望台(東京都)/52票
東京都小笠原村の父島にある「ウェザーステーション展望台」は、かつて気象観測所(ウェザーステーション)があったことからこの名がついています。父島の西海岸に面した高台にあり、目の前にはどこまでも広がる太平洋の絶景が広がります。ここは夕日の名所として知られ、特に夕焼けの美しさは格別で、水平線に沈む太陽が海を黄金色に染める様子は感動的です。ホエールウォッチングの時期には、クジラのブロー(潮吹き)が見られることもあります。

回答者からは「海と空が広がるパノラマの景色を見られる場所で、普段の生活では体験できない開放感を味わえる点に魅力を感じたから」(30代男性/富山県)、「展望台から眺める奇跡の絶景を堪能したいから」(20代男性/埼玉県)、「夕日が沈む瞬間にブルーフラッシュやグリーンフラッシュと呼ばれる幻想的な絶景が見る事が出来ます。貴重な星空観察も出来るので、行ってみたいです」(30代男性/兵庫県)といった声が集まりました。

■1位:南島(東京都)/62票
東京都小笠原村の父島から南へ約6kmに位置する「南島」は、小笠原の自然を象徴する無人島です。世界的にも貴重な沈水カルスト地形が発達しており、扇池の真っ青な海水と白い砂浜、そして独特な形をした岩礁が織りなす景観はまさに秘境の絶景。
自然保護のため、東京都自然ガイドの同行が必須であり、上陸人数や時間が厳しく制限されています。ここでしか見られない固有種の植物や、絶滅種のヒロベソカタマイマイの半化石など、神秘的な自然に満ちています。

回答者からは「手つかずの自然と青い海のコントラストが圧巻で、希少な野生動植物も観察できるから」(40代女性/埼玉県)、「透明度の高いエメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がり、手つかずの自然が残る秘境のような美しさを感じられるから」(20代女性/長崎県)、「『東洋のガラパゴス』とも称される貴重な無人島に行ってみたい」(40代女性/愛知県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです


この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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