All About ニュース編集部では、2025年11月7日の期間、全国10~70代の男女250人を対象に、「古都に関するアンケート」を実施しました。

その中から、好き&行ってみたい「日本の古都」ランキングの結果をご紹介します。


■2位:平泉(岩手県平泉町)/58票
平安時代末期、奥州藤原氏がこの地で絶大な繁栄を築き上げました。仏教文化を基盤とした独自の「みちのくの都」として知られる平泉は、中尊寺金色堂に象徴される華麗な文化と源義経の悲劇的な最期が重なり、今なお多くの人々のロマンをかき立て続けています。

回答者からは「黄金文化と静寂の風景に惹かれるから。中尊寺金色堂を実際に見てみたい」(30代女性/石川県)、「松尾芭蕉が、つわものどもが夢のあと、と俳句で読んだとおり、平安鎌倉時代に栄えた藤原一族が繁栄した遺産として中尊寺金堂などを見て歴史の余韻に浸ってみたいです」(70代男性/神奈川県)、「幼少期より平泉に収められている即身仏に興味があるため」(30代女性/神奈川県)といった声が集まりました。

■1位:大宰府(福岡県太宰府市)/61票
飛鳥時代から平安時代にかけて、九州全域の統括、外交、防衛を担う重要な政治拠点「大宰府政庁」が置かれた古都、それが大宰府です。大陸との窓口として栄えた歴史を今に伝え、学問の神様・菅原道真公をまつる太宰府天満宮があります。梅の名所としても知られるこの地は、歴史的な重要性、美しい景観、そして学問成就の願いが相まって、多くの人々が訪れる人気の高いスポットです。

回答者からは「空気が澄んでいる気がして好きです。食べ歩きできるのもよい」(50代女性/愛知県)、「大宰府は過去に何度か足を運んだことがあり、非常に景色も雰囲気も良いところであり、梅が枝餅が何より美味しい」(30代女性/神奈川県)、「近くに温泉もあるし、飛行機じゃないといけない距離なので『旅行した感』がある。また、太宰府天満宮など有名な寺社があるので、ぜひ参拝してみたい」(30代女性/兵庫県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
編集部おすすめ