東京都は、未就学児を持つ保護者を対象に、ネットリテラシー啓発活動を実施します。スマートフォン所有の低年齢化が進む中、保護者が抱えるネットとの関わり方の悩みを解消し、子どもが安全にインターネットを利用できるよう、家庭内でのルールづくりの大切さを伝えるものです。


■ネットリテラシー啓発の狙いとは?
保育園や幼稚園児を持つ保護者を主な対象とした今回のネットリテラシー啓発活動。スマホの所有が低年齢化し、保護者が子どものネットとの関わり方に悩みを抱えている現状に対応するための取り組みです。

11月21日にYouTubeなどで公開される啓発ショート動画が活動の中心となります。『「小さな手にもスマホが届く時代」だからこそ、対話で生まれる「家庭ルールの大切さ」を知ってほしい』というものです。インターネットは、「広くて楽しい“森”のような世界」ですが、同時に「危険な影も潜んでいる」とのこと。

保護者の役割は子どもたちを「安全に導くこと」。また強調されているのは、家庭のルールは子どもの「冒険を止めるものではなく、子供が安心して冒険を続けるための『約束』」であるという点です。

■「2050東京戦略」の一つ
今回の活動は、東京都の「2050東京戦略」を推進する具体的な取り組みの一つです。「困難を抱える若者をサポート」および「治安・防犯対策を強力に推進」に資するものとして位置づけられています。家庭で安全にデジタルライフを送るためのヒントを得られるでしょう。
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