晩秋の冷たい空気に包まれ、街が少しずつ年末の表情を帯び始めました。寺社仏閣の落ち着いた佇まいや、紅葉が名残を見せる境内の景色は、そんな時期にひとときの安らぎを与えてくれます。
今回は、訪れてみたくなる魅力あふれる寺社仏閣に注目しました。

All About ニュース編集部では、2025年11月21~22日の期間、全国20~70代の男女250人を対象に、寺社仏閣に関するアンケートを実施しました。その中から、「愛知県の寺社仏閣」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:豊川稲荷(妙厳寺)/45票
2位は、豊川稲荷(妙厳寺)でした。豊川市にある曹洞宗の寺院で、正式名称は「妙厳寺」ですが、一般に「豊川稲荷」として広く知られています。商売繁盛や福徳開運の神として信仰を集めていて、日本三大稲荷の1つに数えられます。境内には狐の石像が多数並ぶ「霊狐塚」があり、その独特な景観は圧巻です。

回答者からは「豊川稲荷東京別院の本院であり、寺院でありながら鳥居があります。言葉では語りつくせない不思議な魅力があるお寺です」(60代男性/千葉県)、「商売繁盛の神様として有名で、グルメも楽しめるから」(30代女性/神奈川県)、「日本三大稲荷の一つに数えられ、商売繁盛の神様として知られており、無数の狐の像が並ぶ霊狐塚は見どころだからです」(60代女性/愛知県)といった声が集まりました。

■1位:熱田神宮/114票
1位に輝いたのは、熱田神宮でした。名古屋市熱田区に鎮座し、三種の神器の1つである「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を御神体とする由緒ある神社です。約19万平方メートルという広大な敷地を持ち、「熱田の杜」として、市民の憩いの場にもなっています。
年間約650万人の参拝者が訪れる全国的にも有名な神社です。境内には樹齢1000年を超える大楠や宝物館があり、歴史と自然を感じることができます。

回答者からは「草薙の剣にゆかりのある、日本の神話とつながりが深い神社だからです」(20代女性/大阪府)、「名古屋市内からアクセスも良好で、日帰りで訪れるには最適な場所だから」(30代男性/富山県)、「一度お詣りしただけなのですが、佇まいの力強さが印象深く残りました。織田信長の戦勝祈願をしたという先入観からかも知れません。機会があれば紅葉の季節に行きたいと考えています」(60代男性/東京都)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
編集部おすすめ