晩秋の冷たい空気に包まれ、街が少しずつ年末の表情を帯び始めました。寺社仏閣の落ち着いた佇まいや、紅葉が名残を見せる境内の景色は、そんな時期にひとときの安らぎを与えてくれます。
今回は、訪れてみたくなる魅力あふれる寺社仏閣に注目しました。

All About ニュース編集部では、2025年11月21~22日の期間、全国20~70代の男女250人を対象に、寺社仏閣に関するアンケートを実施しました。その中から、「兵庫県の寺社仏閣」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:尼崎えびす神社/37票
2位は、尼崎えびす神社でした。尼崎市に鎮座し、「尼のえべっさん」として地元で親しまれている神社です。主祭神は、八重事代主大神、別名「えびす様」で、商売繁盛や家内安全の神として信仰されています。毎年1月9日から11日にかけて行われる「十日えびす」大祭は、関西一円から福を求める参拝者でにぎわいます。阪神電車の高架沿いにそびえ立つ高さ約17mの朱色の大鳥居は、この神社のシンボルです。

回答者からは「えびす神社とのことで恵比寿さんがいる神社のご利益をぜひ受け取りたいなと思うことと、色々な動物の像があるのは珍しくかわいいなと思ったため行きたいと思った。割と街にあると思うので小さい子と一緒に行くのも行きやすいと思うので行きたいと思った」(20代女性/千葉県)、「尼のえべっさんと親しまれている所なので行きたいです」(30代女性/愛知県)、「とても個性的な御朱印がある神社だからです」(20代男性/東京都)といった声が集まりました。

■1位:生田神社/47票
1位に輝いたのは、生田神社でした。兵庫県神戸市中央区、三宮の市街地に位置し、地元神戸では「いくたさん」として親しまれている神社です。
稚日女尊を主祭神とし、縁結びや安産祈願のご利益で知られています。境内の裏手には「生田の森」と呼ばれる自然豊かな杜があり、都会の喧騒(けんそう)を忘れさせる静寂さがあります。朱塗りの社殿は美しく、若い世代の参拝客も多いのが特徴です。

回答者からは「長い歴史を持ち、紅の柱がとても美しく兵庫でも有名なパワースポットであるから」(20代男性/茨城県)、「源平合戦の戦場となった生田の森を散策してみたいからです」(50代女性/神奈川県)、「アクセスが良く訪れやすい点と、歴史ある神社としての雰囲気に惹かれました。市街地にありながら落ち着いた境内を楽しめそうだと感じたためです」(20代男性/静岡県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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