年末が少しずつ近づき、街に静かな高揚感が漂う12月初頭は、心を整えたり新しい気持ちを迎えたりしたくなる時期です。神社仏閣を巡っていただく御朱印は、旅の記録であると同時に、自分だけの大切な一冊を彩る特別な存在。
今回は、そんな御朱印の中でも人気を集める県の魅力に迫ります。

All About ニュース編集部では、2025年11月21~25日の期間、全国20~70代の男女250人を対象に、「御朱印に関するアンケート」を実施しました。その中から、好き&いただきたい「京都府の御朱印」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:清水寺/54票
京都を代表する寺院の1つである清水寺は、778年に開創されたと伝わる歴史深い寺。「清水の舞台」として知られる本堂は、くぎを使わずに組み上げられた懸造りの建築で、京都市街を一望できる絶景スポットとして人気です。本堂近くでいただける「大悲閣」や、「御詠歌」など複数の場所でさまざまな種類の御朱印が授与されていて、たくさんの参拝客が御朱印を求めて訪れています。

回答者からは「やっぱり知名度抜群なので、御朱印をもらえると良い記念になると思いました」(40代女性/神奈川県)、「いろんな種類の御朱印があり選ぶことができるそうだから」(40代女性/神奈川県)、「御朱印帳に書いてもらってます!特徴あってすきです」(30代女性/大阪府)といった声が集まりました。

■1位:伏見稲荷大社/75票
全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮であり、五穀豊穣、商売繁盛の神として厚い信仰を集めているのが伏見稲荷大社です。特に有名なのは、朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」で、その神秘的な景観は国内外問わずたくさんの観光客を魅了しています。3カ所で異なる種類の御朱印をいただくことができ、本殿から奥社奉拝所を通り、稲荷山の山頂まで続く鳥居の道を巡る「お山巡り」は、御朱印巡りの醍醐味(だいごみ)の1つです。

回答者からは「千本鳥居を含む境内全体の景観が独特で、訪れるだけで印象に残る神社だからです。参道を進むごとに雰囲気が変わり、最後まで楽しめます。
御朱印も特徴的で、京都を代表する神社として一度はいただきたいと感じました」(20代男性/静岡県)、「太く強い墨書 朱印も美麗 千本鳥居とセットで満足度MAX」(50代男性/神奈川県)、「鳥居や狐の印が入った御朱印をいただくことができるから」(40代女性/愛媛県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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