年末年始の長期休暇が視野に入る12月初頭は、喧騒から離れて静かに過ごせる旅先を探す人が増えてきます。観光地として有名な場所も魅力的ですが、自然に包まれた“穴場秘境”でゆったりとリフレッシュする時間は、特別な思い出になるもの。
今回は、長期休みにこそ訪れたい隠れた名スポットを紹介します。

All About ニュース編集部では、2025年11月27~29日の期間、全国10~60代の男女250人を対象に、「長期休みに行きたい穴場秘境に関するアンケート」を実施しました。その中から、長期休暇に行きたい「群馬県の穴場秘境」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:奥四万湖/44票
奥四万湖は、四万川ダムによって形成された人造湖で、四万温泉のさらに奥に位置する秘境スポット。湖水は非常に透明度が高く、光の当たり方や季節によって鮮やかなコバルトブルーに変化する神秘的な色が特徴で、「四万ブルー」として親しまれています。湖畔には遊歩道が整備されていて、カヌーやSUPなどのアクティビティも楽しめます。紅葉の季節には、青い湖面と周囲の山々の燃えるような赤や黄色が美しいコントラストを生み出し、息をのむような絶景となります。

回答者からは「渓流沿いの静かな景色と歴史ある温泉街があり、混雑を避けてゆったり過ごせるから」(30代女性/東京都)、「あのエメラルド色の青い水は美しくて感動するから」(40代女性/埼玉県)、「人工的に作られたダム湖でカヌーができたりと四方八方を渓谷の四季折々の草花を楽しめたりと景観が美しいから」(50代回答しない/大阪府)といった声が集まりました。

■1位:吹割の滝/54票
吹割の滝は、沼田市に位置する国の天然記念物に指定されている名瀑。高さ7m、幅30mにわたって岩盤がV字型に割れており、そこへ豪快に水が流れ落ちる様子から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。滝壺を間近に見下ろせる遊歩道が整備されており、迫力のある景観を体感できます。水量が豊富な時期には、勢いよく吹き割れた岩の間から流れ落ちる水のしぶきが、まるで龍が天に昇るような雄大さを感じさせます。


回答者からは「迫力ある滝の景観が魅力で、滝周辺の遊歩道を歩きながら自然を楽しめる点が良いから」(30代男性/富山県)、「散策コースをぐるっと回ると平で幅広い滝を一望できる」(40代男性/山形県)、「国の天然記念物にも指定され、東洋のナイアガラと呼ばれているのでぜひ現地に行って実際にみてみたいです。迫力が凄そう」(20代その他/神奈川県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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