都会の喧騒(けんそう)から離れ、深い森や静かな渓谷にそっと身を置くと、時間の流れがゆっくりと変わっていくように感じられます。観光地として名高い場所も魅力的ですが、あまり知られていない“穴場の秘境”には、訪れた人だけが味わえる特別な感動があります。
長い休みだからこそ、普段行けない場所へ足を伸ばしたい。そんな思いをかき立てる秘境とはどこなのでしょうか。

All About ニュース編集部では、2025年11月27日~12月1日の期間、全国10~60代の男女250人を対象に、穴場秘境に関するアンケートを実施しました。その中から、長期休みに行きたい「岐阜県の穴場秘境」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:夫婦滝/54票
岐阜県郡上市にある夫婦滝(めおとだき)は、国道156号線沿いの大きく回ったカーブの奥にある、長良川最源流の滝です。二筋の滝が寄り添うように流れ落ちる様子から、夫婦の名がつけられたとされています。駐車場から滝壺まで、約200mの途中には、長良川源流湧水と名付けられた湧き水もあります。ドライブ途中の休憩スポットとしても人気です。

回答者からは「二つ並ぶ滝の景観が美しく、自然の迫力と癒しを感じられるから」(20代女性/静岡県)、「2本に流れる滝を見たい。マイナスイオンを浴びてリフレッシュできそう」(40代女性/群馬県)、「名前が縁起が良いので、夫婦で行ってみたいです」(30代女性/神奈川県)といった声が集まりました。

■1位:飛騨大鍾乳洞/58票
岐阜県高山市にある飛騨大鍾乳洞(ひだだいしょうにゅうどう)は、標高900m前後の高地に位置する観光鍾乳洞です。洞内の平均気温は年間を通して約12℃と低く、夏でも涼しく見学できます。
約2億5千万年もの歳月をかけて形成されたとされる洞内には、日本有数の規模の鍾乳石など、自然が作り出した神秘的な造形美が広がっています。隣接する大橋コレクション館では、鍾乳洞発見者が収集した貴重なコレクションを見学できます。

回答者からは「国内最大級の鍾乳洞といわれているので行ってみたい」(40代女性/神奈川県)、「大きい鍾乳洞で見ごたえがある気がする。冬に氷柱を見られるのもよい」(40代女性/東京都)、「階段・手すり・照明が整備されていて、子ども連れでも比較的安全に見学可能だから。また、足湯・お土産屋・レストランもあり、家族連れに便利だと思うから」(30代女性/大阪府)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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