旅先で思わず心が躍るのが、そこでしか味わえない“ご当地グルメ”との出会いです。地元の人々に親しまれてきた味や、旅の途中で出会う特別な一皿は、旅の楽しさを一層高めてくれます。
ひと口食べれば、その地域の雰囲気がふっと伝わってくるのも魅力のひとつ。では、人々が旅先でぜひ味わいたいと選んだ料理とはどんなものなのでしょうか。

All About ニュース編集部では、2025年12月2日の期間、全国10~60代の男女250人を対象に、ご当地グルメに関するアンケートを実施しました。その中から、旅先で食べたい「福岡県のご当地グルメ」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:もつ鍋/82票
福岡名物として、とんこつラーメンと並び称される「もつ鍋」。牛または豚の小腸などのモツを、ニラ、キャベツ、ニンニクなどと共に、醤油や味噌ベースの出汁で煮込んだ鍋料理です。ぷりぷりとしたモツの食感と、濃厚な出汁、そして野菜の甘みが絶妙に絡み合います。〆にはちゃんぽん麺を入れるのが定番で、最後まで福岡の味を楽しめます。寒い季節だけでなく、一年中提供する店が多く、観光客にも人気です。

回答者からは「福岡のもつ鍋はもつがプリプリで食べごたえがあっておいしいから」(40代女性/岐阜県)、「福岡といえばもつ鍋、汁まで美味しい」(20代女性/東京都)、「ぷりぷりの牛もつ、キャベツやニラをたっぷり入れた鍋料理。 醤油・味噌・塩 など店ごとの味があり、寒い季節は特に感動」(50代男性/神奈川県)といった声が集まりました。

■1位:とんこつラーメン/126票
福岡県の1位は、圧倒的な支持を集めた「とんこつラーメン」です。
豚骨を長時間煮込んで作る白濁した濃厚なスープと、極細のストレート麺が特徴。替え玉制度発祥の地としても知られ、一杯で何度も楽しめる工夫がされています。発祥とされる久留米、屋台文化が根付く博多、独自の進化を遂げた長浜など、地域によって特色があり、食べ比べも醍醐味の一つです。特に夜になると、博多の屋台で賑わいを見せます。

回答者からは「博多名物のラーメンで、濃厚ながらくどくない豚骨スープに細麺が絡み、本場で食べると格別です!」(20代男性/福井県)、「福岡といえばやはりとんこつラーメンで、旅先で食べると本場ならではの香りや味の深さを強く感じられるからです。お店ごとに濃さや麺の硬さが違い、替え玉文化も福岡ならではで楽しいポイント。濃厚だけど後味は意外とすっきりしていて、地元の人が普段から食べている理由がよく分かります。最も福岡らしさを分かりやすく体験できる一杯として、とんこつラーメンを選びました」(20代女性/埼玉県)、「屋台の豚骨ラーメン、雰囲気を味わってみたい」(30代女性/神奈川県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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