日本には、歴史と文化を感じさせる美しい城が数多く点在します。天守閣からの壮大な眺めや、四季折々に変わる風景、城ごとに異なる魅力は、多くの人々を惹きつけてやみません。
では、その中でも「一度は訪れてみたい」と思わせる絶景の城とは、一体どこなのでしょうか?

All About ニュース編集部では、2025年12月4~5日の期間、全国10~70代の男女250人を対象に、日本の城に関するアンケートを実施しました。その中から、絶景だと思う「九州・沖縄地方の城」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:熊本城(熊本県)/88票
熊本県熊本市に位置する熊本城は、加藤清正が築城した難攻不落の城として知られ、優美な天守閣と壮大な石垣が特徴です。特に「武者返し」と呼ばれる独特な石垣の曲線美は圧巻で、城下町から見上げる姿は堂々としています。現在、熊本地震からの復旧作業が続いていますが、その力強い姿は多くの人々の心を打ちます。

回答者からは「見た目がカッコ良く、行ってみたいと思ったから」(20代女性/神奈川県)、「地元で何度も訪れているが飽きないため」(40代女性/熊本県)、「有名なお城で、綺麗だから」(60代女性/埼玉県)といった声が集まりました。

■1位:首里城(沖縄県)/115票
沖縄県那覇市にある首里城は、かつて琉球王国の政治・外交・文化の中心地として栄えました。朱色を基調とした美しい建物群は、中国や日本の文化が融合した独特な建築様式をもち、南国の青空や豊かな緑とのコントラストが絶景です。2019年の火災からの復興が進められており、その姿は沖縄の歴史と誇りを象徴しています。

回答者からは「ここでしか味わえない美しい城のつくりと、那覇市内を見下ろせるのが素敵だから」(30代女性/東京都)、「日本の他の城にはない独自の文化的な絶景であり、再建後の姿をぜひ見てみたいからです」(30代男性/東京都)、「他の城とは一線を画した朱色の見た目が特徴的で美しいと思うから」(20代女性/千葉県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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