日本には、歴史と文化を感じさせる美しい城が数多く点在します。天守閣からの壮大な眺めや、四季折々に変わる風景、城ごとに異なる魅力は、多くの人々を惹きつけてやみません。
では、その中でも「一度は訪れてみたい」と思わせる絶景の城とは、一体どこなのでしょうか?

All About ニュース編集部では、2025年12月4~5日の期間、全国10~70代の男女250人を対象に、日本の城に関するアンケートを実施しました。その中から、絶景だと思う「北海道・東北地方の城」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:弘前城(青森県)/63票
青森県弘前市にある弘前城は、江戸時代から残る天守や櫓、門が現存する貴重な城です。特に、城址公園は「弘前さくらまつり」で有名で、濠を埋め尽くす花びらでできる「花筏」や、ライトアップされた夜桜と天守の競演は、東北地方を代表する絶景。冬の雪景色に包まれた姿も情緒があり、四季折々の美しさで知られています。

回答者からは「春の桜と共に景観を楽しめる点では絶景だと思う」(40代男性/福岡県)、「とにかく桜の季節の弘前城が一番だと思います。いつかこの目で見てみたいです」(40代男性/東京都)、「弘前城は、四季折々の自然と城の調和が美しく、まさに絶景と呼ぶにふさわしい城です。特に春の桜の季節には、天守を囲む約2,600本の桜が一斉に咲き誇り、花筏が堀を埋め尽くす光景は幻想的です。背景にそびえる岩木山とのコントラストも見事で、どの角度から見ても絵になる景観が広がります。歴史ある天守と自然が織りなす風景は、訪れる人の心を強く惹きつけ、何度でも足を運びたくなる魅力があります」(50代男性/長崎県)といった声が集まりました。

■1位:五稜郭跡(北海道)/126票
北海道函館市に位置する五稜郭跡は、日本に現存する西洋式城郭の代表的な遺構です。星形五角形の城郭は、城郭全体の美しさとともに、周囲の堀や石垣が一体となって独特の景観を生み出しています。
春の桜の時期は、ピンクに染まった星形が最も見事な絶景となり、隣接する五稜郭タワーからの眺めは圧巻です。

回答者からは「五稜郭タワーから眺めるとその形の美しさがよくわかる」(50代男性/埼玉県)、「星形の城郭が印象的だから」(40代女性/鹿児島県)、「星マークはコナンの映画のモチーフになったくらい有名だからです」(30代女性/東京都)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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