四季折々に表情を変え、訪れる人の心を一瞬で奪う日本の絶景。切り立つ渓谷、とどろく滝、鏡のように澄んだ湖――写真では伝えきれない感動が、各地に息づいています。
王道から意外な穴場まで、知られざる魅力が浮き彫りに。次の旅先選びのヒントとして、ぜひチェックしてください。

All About ニュース編集部では、2025年12月12日、全国10~60代の男女250人を対象に、「日本の絶景スポット(渓谷・滝・湖など)に関するアンケート」を実施しました。その中から、好き&行ってみたい「日本の渓谷」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:黒部峡谷(富山県)/68票
日本有数のV字谷である黒部峡谷(くろべきょうこく)は、日本三大渓谷の1つにも数えられ、手つかずの雄大な自然が残る場所です。富山県を流れる黒部川の侵食によって形成され、深く切り立つ岩壁と、清らかな水の流れが特徴です。観光の目玉は「黒部峡谷トロッコ電車」で、車窓からは新緑や紅葉など、季節ごとに異なる雄大な自然の景観を間近で楽しめます。

回答者からは「黒部峡谷鉄道のトロッコ電車で雄大な峡谷の自然を見たい」(60代男性/宮城県)、「スケール圧巻で景観が唯一無二だから」(20代女性/東京都)、「日本有数の深いV字谷と、エメラルド色の清流が織りなす迫力ある景観が魅力だから」(20代女性/大阪府)といった声が集まりました。

■1位:高千穂峡(宮崎県)/92票
宮崎県高千穂町にある高千穂峡(たかちほきょう)は、阿蘇山の噴火によって生まれた火砕流が、冷え固まり柱状節理となったものが、五ヶ瀬川によって侵食されて形成された峡谷です。国の名勝・天然記念物に指定されており、特に峡谷の断崖から流れ落ちる「真名井の滝」の美しさは格別。ボートに乗って水面から滝を見上げることができ、神話の里らしい神秘的な雰囲気に包まれています。

回答者からは「神話の舞台としても有名で、滝や奇岩が美しく自然の迫力を感じられ、神秘的で美しいから」(40代女性/鹿児島県)、「壮大な柱状節理の断崖と透き通る川の美しさが圧倒的だから」(40代男性/静岡県)、「行った人がよかったと言っていたり、温泉があるので、観光もしたいから」(40代女性/京都府)といった声が集まりました。


※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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