その場所を訪れた瞬間、思わず言葉を失ってしまう。そんな風景に出会ったことはありませんか。
日本には、自然が長い時間をかけてつくり上げた、心を強く揺さぶる絶景が各地に存在します。眺めるだけで癒やされる景色もあれば、実際に足を運ぶことで感動が深まる場所もあります。多くの人が「絶景だ」と感じ、いつか訪れてみたいと憧れる風景とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

All About ニュース編集部では、2025年12月12日の期間、全国10~60代の男女250人を対象に、絶景スポットに関するアンケートを実施しました。その中から、絶景だと思う「日本の湖」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:洞爺湖(北海道)/56票
北海道の南西部に位置する洞爺湖は、約11万年前にできたとされるカルデラ湖です。湖の中央には中島という島があり、独特の景観を作り出しています。周辺には温泉街が広がり、温泉と美しい湖畔の風景が楽しめるリゾート地としても人気です。特に、夏から秋にかけて毎晩開催されるロングラン花火大会は有名で、湖面に映る花火の光景はまさに絶景。四季を通じて様々なアクティビティが楽しめます。

回答者からは「温泉から見る洞爺湖が素晴らしく幻想的だから」(30代女性/佐賀県)、「透明度の高い青い湖面と周囲の山々が織りなす景色が美しく、まさに絶景だから」(30代女性/東京都)、「特に洞爺湖はとても綺麗だった。船から見た湖の風景が素敵だった」(20代男性/京都府)といった声が集まりました。


■1位:摩周湖(北海道)/59票
北海道東部の阿寒摩周国立公園内にある摩周湖は、世界有数の透明度を誇るカルデラ湖です。その透明度の高さから、「摩周ブルー」と呼ばれる神秘的な青色をたたえています。深い霧に覆われることが多いため、「霧の摩周湖」としても知られていますが、晴れた日に展望台から眺める湖の美しさは格別です。周辺の自然は手付かずのまま残されており、立ち入ることができないため、より一層神秘的な雰囲気を醸し出しています。

回答者からは「透明度の高い摩周ブルーが神秘的で綺麗だから」(50代男性/大阪府)、「霧に包まれる日も多く、霧の摩周湖として幻想的な表情を見せるなど、訪れるたびに違う絶景を楽しめる点が魅力」(40代男性/大阪府)、「晴れたときの湖面の美しさが圧倒的だからです」(20代女性/大阪府)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
編集部おすすめ