住まい探しにおいて、周辺環境の利便性と同じくらい重要視されるのが、日々の生活を支える地域の安全性です。犯罪発生率の低さや街の雰囲気といった「治安」の要素は、長く住み続ける上での大きな安心材料となります。


All About ニュース編集部では、2025年12月18日の期間、全国10~70代の男女250人を対象に、青森県の自治体に関するアンケートを実施しました。その中から、治安がいいと思う「青森県の自治体」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:弘前市(44票)
2位にランクインしたのは、津軽地方の中心都市である弘前市です。弘前公園の桜や重要文化財の建造物が並ぶ街並みは、歴史と教養を感じさせる穏やかな空気に満ちています。弘前大学をはじめとする教育機関が集まる学園都市としての側面もあり、学生たちが多く行き交う明るい活気があります。派手な歓楽街が少なく、文化的な住環境が守られているため、世代を問わず安心して暮らせる街として支持されています。

回答者からは「城下町で落ち着いた雰囲気があり、住宅地が多く、比較的治安が安定しているイメージがあるから」(40代女性/鹿児島県)、「観光地としても有名ですが、中心部以外は住宅地が多く、全体的に落ち着いた雰囲気があるからです」(20代女性/大阪府)、「県内屈指の文教地区で、学生や家族連れが多く落ち着いた雰囲気。住民の防犯意識も高い」(30代男性/滋賀県)といった声が集まりました。

■1位:青森市(80票)
1位に輝いたのは、県庁所在地の青森市です。陸奥湾に面し、八甲田連峰に抱かれた自然豊かな都市でありながら、青森ねぶた祭に代表される情熱的なエネルギーも秘めています。県の中枢として交通網や警察機能、公共施設が充実しており、広範囲にわたって整備された街灯やパトロール体制が安心感をもたらしています。豪雪地帯ゆえに近隣同士で助け合う風土があり、その強固なコミュニティが治安維持の土台となっている点も高く評価されました。


回答者からは「青森県の自治体は、地域全体で落ち着いた生活環境が保たれており、治安の面でも安心感があると感じました。人口密度が比較的低く、地域のつながりが強いため、日常生活の中で自然と見守りが行き届いている点が魅力です。また、繁華街が集中していないことで大きなトラブルが起こりにくく、静かに暮らせる環境が整っている印象を受けました。安心して生活できる自治体だと思います」(20代男性/兵庫県)、「県庁所在地で落ち着いた住宅地が多く、繁華街が限定的で地域の目が行き届いているから」(60代男性/愛知県)、「以前旅行で青森市に行った際の雰囲気がゆったりとしていて過ごしやすかったから」(20代女性/秋田県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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