寒さが本格的になり、暖かいお部屋で家族や友人と過ごす時間が増える季節には、お茶の間に彩りを添えるお菓子や特産品が欠かせません。その土地ならではの伝統の味から、今の気分にぴったりの新しい名物まで、冬のひとときを豊かにしてくれるラインアップをご紹介します。


All About ニュース編集部では、2025年12月22日の期間、全国10~60代の男女250人を対象に、「埼玉県のお土産に関するアンケート」を実施しました。その中から、埼玉県らしさを感じる「1200円未満のお土産」ランキングの結果をご紹介します。

※値段は一部サイズを参考にしています
※値段は各公式Webサイトより引用

■2位:秩父おなめ(新井武平商店)/72票
2位にランクインしたのは、秩父地方に古くから伝わる「秩父おなめ」。「おなめ」とは、そのおいしさに「箸をなめる」ほど食が進むことから名付けられたとされる伝統的な“なめみそ”です。新井武平商店がつくるおなめは、厳選された大豆と麦を使い、ナスや生姜を加えて熟成させた深いコクが特徴。ご飯のお供としてはもちろん、生野菜につけたり、料理の隠し味に使ったりと、秩父の豊かな風土を感じさせる万能な発酵食品として親しまれています。

回答者からは「秩父という地名も入っていて、そこでしか食べられない感じがするから」(30代女性/千葉県)、「秩父の郷土食として知られており、埼玉らしさを強く感じます。家庭料理にも使いやすい点が魅力です」(20代男性/静岡県)、「埼玉の特産品と、『秩父』のネームバリューが埼玉らしさを感じさせるから」(30代女性/東京都)といった声が集まりました。

■1位:元祖ねぎみそ煎餅(片岡食品)/77票
僅差で1位に輝いたのは、片岡食品の「元祖ねぎみそ煎餅」でした。埼玉県が誇るブランド農産物「深谷ねぎ」をぜいたくに使用した、埼玉土産のニュースタンダードです。特選のみそダレにねぎの甘みと香ばしさが加わり、噛むほどにうまみが広がる煎餅は、一度食べたら止まらないおいしさ。ネギの生産量日本一を誇る埼玉県らしさがギュッと詰まった一品で、甘いものが苦手な人へのお土産やお酒のおつまみとしても非常に高い支持を得ています。


回答者からは「埼玉と言ったらねぎ、せんべいは欠かせない」(20代女性/埼玉県)、「昔ながらの伝統的なねぎみそが埼玉県らしさをより感じるから」(20代男性/埼玉県)、「渋沢栄一ゆかりの深谷のねぎ味噌でご当地感があると思うから」(50代男性/東京都)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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