All About ニュース編集部は、2026年2月19日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。


今回は、岩手県花巻市在住・37歳女性のエピソードを紹介します。

■回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:37歳女性
職業:自営業専従者
在住:岩手県花巻市
家族構成:親1人、自分
世帯年収:親不明、自分156万円
実家の間取り:一軒家4LDK

■毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:なし
交際費:2万円くらい
毎月のお小遣い:8万円くらい
毎月の貯金額:2万円くらい
貯金総額:把握していない

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35~59歳女性の1カ月の平均消費支出は18万7円です。そのうち、住居費の平均は2万6543円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた15万3464円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「今のところ予定なし」と話しました。

■「自営業の専従者として従事している」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「親が事業主の自営業の店舗兼住宅に住んでいて、その自営業の専従者として従事しているため」と回答。

さらに「自営業専従者で薄給のため、家を出ることが難しいともいう。貯蓄と生活費で精一杯。支出も削れるところは削っているけどやりすぎて疲弊しては元も子もないので」と話してくれました。

■「家業に縛られているなと感じる」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「家業に縛られているなと感じる。洗脳のように家業を継ぐのだと刷り込まれ、ほかの選択肢をことごとくつぶされつづけてきたのに、 家計の足しにするためによそで副業しようとするのも文句を言われる。ほんとうに生活しにくい」と教えてくれました。

お金に関する悩みでは「専従者なので薄給。
上がる可能性もほぼない。専従者だからパートに出るのもいろいろと難しい。保険の支払いや積立投資でぎりぎり」と明かしてくれました。

親が営む自営業の専従者として従事するため実家暮らしを選んだ回答者。一方で、薄給で将来の見通しも立たず、副業も制限されるなど家業に縛られた生活や家計の不安に悩んでいる様子がうかがえました。

※回答者のコメントは原文ママです
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