2026年3月19日、BASEGATE横浜関内の中に没入型体験施設「ワンダリア横浜 Supported by Umios」がオープンします。一部先行公開の様子を紹介するとともに、没入型(イマーシブ)エンターテインメントが都市開発の目玉となっている理由を探ります(画像は一部先行公開時に筆者撮影、一部提供)。


■「ワンダリア横浜 Supported by Umios」について
「ワンダリア横浜 Supported by Umios」(以下、ワンダリア横浜)は、DeNAが企画運営する没入型体験施設です。施設内には高原や深海、原生林などそれぞれ異なるテーマの6つのゾーンが設けられています。

これらを巡ることで、日常では体験できないような生き物や自然との出会いを楽しむことができます。

■深海へ潜っていく感覚を体験できる「LEDイマーシブトンネル」
先行内覧会では「深海」をテーマとした「ゾーン2:ダイブ・トゥ・ブルー」を体験させていただきました。

高精細な映像を投影する「LEDイマーシブトンネル」(幅5m、奥行き8m、高さ4m)は常設としては日本最大級。頭上から足元までを包みこむようにつながっており、クラゲの群れの中に入ったり、カメが泳ぎ回ったり、まるで深海に潜っているかのような感覚を味わえます。

他のゾーンには海の生き物以外の動物も登場するとのことで、期待が高まります。

これらの映像内に登場する約70種類の生き物は、世界的にも評価が高いクリーチャーデザイナーの山村れぇさんがイラストを手掛けており、思わず動画を撮りたくなる美しさです。

■「ワンダリアアプリ」で出会った生き物をコレクション
施設公式スマートフォンアプリ「ワンダリアアプリ」を使うことで、ワンダリア横浜での楽しみ方がさらに広がる仕掛けも。

映像内の生き物にスマートフォンのカメラをかざせば、リアルタイムでカードフォルダに保存され、カードとしてコレクションできます。

さらに、生き物を見つけるミッションなどが用意されており、ゲーム感覚で施設内を探求できるようになっています。

ゲームなどインタラクティブなコンテンツ制作を得意とするDeNAならではのサービスといえるでしょう。


■「ワンダリアカフェ」では6つのゾーンを表現したメニューを用意
施設内には「ワンダリアカフェ」と「ワンダリアショップ」が併設されています。「ワンダリアカフェ」では6つのゾーンや四季を表現したメニューがそろいます。

「ゾーン2:ダイブ・トゥ・ブルー」と連動した「ディープ・ブルー・ピザ」(税込1580円)は、クジラが海に潜っていく様子をピザで表現しています。

施設のロゴの色合いを表現した色鮮やかなワンダリアブレッドを使用した「ワンダリアバーガー」(税込1580円)や「ワンダリアフレンチトースト」(税込1580円)も写真映えすること、間違いなし。

■「横浜バニラ」とのコラボ商品を販売
「ワンダリアショップ」には、ぬいぐるみやマグカップなどのグッズが並びます。

横浜発ギフトスイーツブランド「横浜バニラ」とのコラボ商品の販売も発表されました。

一部先行公開のトークセッションに登壇した、横浜バニラ 代表取締役社長CEO 高橋優斗さんは「立ち上げたばかりのスタートアップ企業である私たちにお声がけいただき、たいへん光栄です。『やらない』という選択肢はありませんでした。今、ワンダリア横浜の世界観をパッケージのデザインにどう落とし込むか、一生懸命考えているところです」と語りました。(※高ははしごだか)

どのようなデザインになるのかは、施設オープン時に発表予定です。お楽しみに。

「ワンダリア横浜 Supported by Umios」情報
住所:横浜市中区港町1-1-1 BASEGATE横浜関内タワー 3F・4F
電話:050-3160-4842(受付時間 10:00~18:00)
営業時間:月~木曜10:00~19:00、金~日曜および大型連休等10:00~21:00
料金:大人(18歳以上)2900~3800円(変動価格制)、中学生・高校生2200円、小学生1500円
公式Webサイト:https://wonderia.jp

■イマーシブエンターテインメントの集客が施設や地域の価値を高める
ワンダリア横浜のようなイマーシブエンターテインメントが拡がりを見せる理由の1つとして、モノを購入するより、その時・その場でしか味わえない体験に価値を感じる人が若者を中心に増えていることが挙げられます。


SNSの存在もこうした考えを後押ししていると考えられます。デジタルアートを駆使して創り出された空間は、現実ではありえない世界。体験した人の多くが写真や動画を撮って、SNSに投稿したくなるのではないでしょうか。

運営サイドにとっては、ライブや演劇といった従来のエンターテインメントと比べ、人件費や設営・設備などのコストを抑えられるというメリットがあります。

イマーシブエンターテインメントによる集客によって、施設や地域の価値と魅力の向上につながることが期待されます。今後もイマーシブエンターテインメントが都市開発の目玉として注目されるでしょう。

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。
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