アイドルグループ・timeleszが、2026年も快進撃を続けています。グループで出演する『タイムレスマン』(フジテレビ系)が、4月から全国ネット&ゴールデンタイムに進出。
さらに、4月29日にはニューアルバム『MOMENTUM』を発売予定で、5月からは全28公演のライブツアーも控えています。

各メンバーは個人で俳優業だけでなくバラエティー番組でも活躍し、ファンを拡大しているところです。そんなtimeleszメンバーの中で特に注目したいのが、新メンバーオーディション『timelesz project -AUDITION-』(通称・タイプロ)でグループに加入した、猪俣周杜さんです。

■バラエティー番組で次々と爪痕を残す! 『ニカゲーム』で早速レギュラーの座に
猪俣さんは、2001年8月生まれの茨城県出身。グループ加入前は塗装業をしていた経歴を持ち、オーディションの時から“愛されキャラ”として人気を集めました。timeleszメンバーになってからは、いきなりバラエティー番組で結果を残すことになります。

まず実力を発揮したのが、事務所の先輩であるKis-My-Ft2・二階堂高嗣さんの冠番組『ニカゲーム』(テレビ朝日系)です。同番組で、猪俣さんは令和ロマンの松井ケムリさんと共にレギュラーの座をゲットし大活躍中です。

棲み分けは、おバカキャラの二階堂さん、天然キャラの猪俣さん、高学歴でツッコミ役の松井さんという構成。3人が奇妙な教育番組の世界を見せる趣旨の内容で、さまざまなお題に沿ったゲームに挑戦しています。

この番組で猪俣さんは、バラエティータレントとしてバランスのよさを見せています。番組に参加した当初は愛されキャラで押し出されていたのですが、最近では二階堂さんをイジるテクニックも披露。
3月4日に放送された「【アイドルか100億か】白熱!四字熟語トーナメント」では、単純な思考回路の二階堂さんを嫌みにならない絶妙なさじ加減でイジり、笑いを生み出しました。

ほかの放送でも、キスマイファンが怒らないような絶妙なイジりで二階堂さんを引き立て、バランス感覚のよさを感じさせます。

■キー局関係者にも注目される「バラエティーセンス」
同番組では独特なワードセンスを駆使し、トークスキルの高さも披露。松井さんというツッコミの名手がいることで自由にトークできている印象で、イマドキの若者としての意見も自然に織り交ぜながら要所で笑いを生み出す話術を見せています。

この番組で鍛えられたバラエティースキルは、グループで出演する『タイムレスマン』や『timelesz ファミリア』(日本テレビ系)でも生かされ、存在感を放つことに成功しているところです。

実際、番組スタッフからも注目され、単独で『エース・周杜の“ちゃんとやれるかな?”』(日本テレビ系)や『せいや&猪俣の3行キッチン』(中京テレビ)にも出演。『せいや&猪俣の3行キッチン』で天然ボケの浜口京子さんがゲストだった回では、猪俣さんは自分のキャラと被らないようにうまい立ち回りをする技術も見せました。

筆者はかつてテレビ局に勤めていたのですが、その頃の知人であるキー局関係者に聞いたところ、猪俣さんのバラエティースキルの高さは制作スタッフの間で話題になっているそうです。今後、さまざまな番組に出演する可能性が高く、さらなるブレークが期待されます。

■俳優としても結果を残す! 全く異なるキャラを演じきった2作品とは?
バラエティー番組だけでなく、俳優としても実力を発揮し始めています。2025年末に放送されたドラマ『パパと親父のウチご飯』(テレビ朝日系)では、爽やかキャラの阿久津竜也を担当。同じグループの松島聡さんと俳優の白洲迅さんが主演を務めた作品で、猪俣さん主演のスピンオフドラマ『阿久津の夢と俺レシピ』(TELASA)も配信されています。


阿久津は、けがでバスケットボールをやめて自暴自棄になっていた過去を持ち、作品に登場した当初は不穏な雰囲気でした。最終的には素直で子どもの扱いも上手な好青年だということが分かるのですが、阿久津の心の変化を猪俣さんは丁寧に表現しています。

また、冬ドラマとして放送された『東京P.D. 警視庁広報2係』(フジテレビ系)では、5人の女性を殺害し山に遺棄した川畑礼介を熱演。猟奇犯罪者の役となり、最後まで不気味で目に光がないダークキャラを繊細に演じました。

猪俣さんは、取調室で刑事から激しく尋問されても、顔色を変えずに挑発しながら受け答えする怪演技を披露。最終的に川畑は追い込まれていくのですが、少しずつ表情が変化していく見せ方もうまく、俳優としての素質があることを証明しました。

■初心者とは思えない“憑依”がすごい!
現時点では、本格的な演技を見せたのは2つの作品だけですが、役に憑依するのが上手な印象です。陽気な阿久津とサイコパスな川畑は真逆の性格ですが、どちらも違和感なく演じられていたと考えます。初心者とは思えない度胸もあり、今後は俳優としても結果を残していくことでしょう。

もちろん、当然ながらアイドル活動でも輝きを放ち、特にダンスでは光るセンスを見せています。ルックスも正統派なイケメンで幅広い世代から支持を集めそうな予感。本業であるアイドルとしてもブレークが期待できます。


アイドル、バラエティータレント、俳優のそれぞれのジャンルで幸先のいいスタートを切った猪俣さん。いま最も勢いがあるといっても過言ではないtimeleszで、特に大ブレークしそうな雰囲気を感じさせます。2026年、さらにtimeleszの人気が高まりそうな中で、どこまで個人で活躍できるか注目です。
この記事の執筆者: ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
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