一人暮らしが自立の象徴とされてきた一方で、近年は経済的な合理性や家族の事情から実家に留まる選択をする若者も増えています。

All About ニュース編集部は、2026年2月19日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。
毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、福岡県北九州市在住・26歳男性のエピソードを紹介します。

■回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:26歳男性
職業:工場設備のメンテナンス
在住:福岡県北九州市
家族構成:親2人子ども1人(自分)
世帯年収:母300万円、自分400万円
実家の間取り:一軒家3LDK

■毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:3万円
交際費:1万5000円
毎月のお小遣い:1万円
毎月の貯金額:2万円
貯金総額:400万円

実家を出るかどうかについては「予定はありません」と話しました。

■「親がどちらも70代で高齢」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「親がどちらも70代で高齢のため、両親の身体が心配であること」を明かし、さらに「一人暮らしだと家賃や光熱費などの出費が実家暮らしより多いため、実家暮らしの方が一人暮らしより出費を抑えることが出来て、更に貯金もたくさん出来るから」と回答してくれました

■「つい甘えて貯金を後回しにしてしまう」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「実家暮らしで苦労しているのは、家族それぞれの生活リズムや価値観の違いに気を遣うことです」と話してくれました。

さらに「自分のペースで行動したくても遠慮してしまう場面があり、精神的な自立とのバランスを取るのが難しいと感じています。また、家事を任せきりにせず、自分の役割をどう果たすかも悩みどころです」とのこと。

お金に関する悩みでは「実家暮らしは家賃がかからない分、つい甘えて貯金を後回しにしてしまうことが悩みです。また、生活費をどの程度家に入れるべきか迷うこともあります」とも明かしています。

高齢の親との同居には気遣いや生活リズムの調整といった苦労もありますが、生活費を抑えながら貯蓄を積み上げられる点は実家暮らしの大きな利点といえます。家族の状況や収支のバランスを踏まえた、現実的な選択の1つといえそうです。

※回答者のコメントは原文ママです
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