職場へのアクセスや生活費の節約を理由に、実家暮らしを続ける若い社会人は依然として多くいます。

All About ニュース編集部は、2026年2月19日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。
毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、兵庫県宝塚市在住・30歳男性のエピソードを紹介します。

■回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:30歳男性
職業:製造職
在住:兵庫県宝塚市
家族構成:母親1人、子ども2人(自分、弟)
世帯年収:400万円
実家の間取り:2LDK

■毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:3万5000円
交際費:2万5000円~3万5000円
毎月のお小遣い:3万円
毎月の貯金額:10万円
貯金総額:500万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、34歳以下男性の1カ月の平均消費支出は14万7708円です。そのうち、住居費の平均は3万1444円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた11万6264円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「あります。 35歳まで」と話しました。

■「実家暮らしだとお金が貯まりやすい」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「家から職場までが近い所」と回答。

さらに「実家暮らしだとお金が貯まりやすい。家賃や家具・家電等にお金がかからない。地元の友達とすぐに遊べる。自分の趣味にお金を回せる。居心地が良い。
何かあったときに親に相談できるところ」と、実家に住むメリットについても説明してくれました。

■「親が正社員から派遣社員になり収入が激減」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「自分の部屋が狭いところ。親から早く家を出て欲しいと言われるところ。家では常に人がいるので自分の時間が作れない」とのこと。

さらに、「家に友人や恋人を呼びづらいところ。親と弟の面倒を見ないといけないところ。実家の掃除を手伝わないといけないところ」と、具体的なデメリットについても話してくれました。

お金に関する悩みでは「親が正社員から派遣社員になり収入が激減し、生活費にかかるお金が増えたこと。それにより自分に使えるお金が少なくなったところ」と続け、家計の事情を吐露。

居心地の良さや経済的なメリットを享受しながらも、家族の収入減や狭いスペースといった現実的な課題も抱えています。35歳までの独立を目標に、着実に貯蓄を積み上げている状況です。

※回答者のコメントは原文ママです
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