日差しが春の訪れを告げる3月は、車窓から流れる景色を眺めながら、その土地に根付いた難読漢字の謎に思いを馳せるのも趣深いものです。文字から受ける印象とは裏腹に、全く予想外の響きを持つ駅名の数々は、知れば知るほど奥深い知的好奇心を刺激してくれます。


All About ニュース編集部では、2026年3月24日の期間、全国20~70代の男女250人を対象に、難読駅名に関するアンケートを実施しました。その中から、読むのが難しいと思う「高知県の駅」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:浮鞭(うきぶち)駅/64票
幡多郡黒潮町にある土佐くろしお鉄道中村線の駅です。「鞭(むち)」が「浮く」という、非常に珍しい漢字の組み合わせで「うきぶち」と読みます。目の前には広大な太平洋が広がり、サーフィンスポットとしても有名な入野海岸にほど近い風光明媚な場所です。地名の由来には諸説ありますが、その独特な漢字使いが多くの人を悩ませました。

▼回答者コメント「読み方の見当もつかなかった」(40代女性/埼玉県)

「訓読みなのか音読みなのか分からない」(20代女性/千葉県)

「日常では使わない読み方や土佐地方特有の地名の発音が多く、漢字の一般的な読み方と一致しないためです」(20代女性/滋賀県)

■1位:薊野(あぞうの)駅/119票
高知市薊野中町にあるJR土讃線の駅です。「薊(あざみ)」という植物の漢字に「野」を付けて「あぞうの」と読む、高知県民にはお馴染みですが他県民にはハードルの高い駅名です。高知駅から一駅という市街地に近い場所にあり、周辺は住宅や商業施設が集まる生活圏。駅名の響きはどこか雅ですが、漢字の難しさが際立っての1位となりました。

▼回答者コメント「一文字目の漢字が読めない」(30代女性/京都府)

「漢字の見た目から読み方が想像しにくく、地名特有の読みを知らないと正しく読めないため」(40代女性/鹿児島県)

「薊野という漢字は普段あまり使わない漢字で構成されているため読み方の見当がつきにくいと感じました。そのうえ音読みと訓読みのどちらで読むのかも判断しにくく迷いました。
そのため初見では正しく読むことが難しい駅名だと感じました」(30代男性/東京都)

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