横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!

この記事では2026年4月11日から26日にかけて「ぼたんまつり」が開催され横浜市金沢区の難読地名「乙舳町」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?

■旧伊藤博文金沢別邸「ぼたんまつり」について
読めたら横浜ツウ! 「歴史や文化を大切にしている区」2位、金沢区の難読地名「乙舳町」は何と読む?
旧伊藤博文金沢別邸 入口(筆者撮影)
「ぼたんまつり」が開催されるのは、旧伊藤博文金沢別邸。
初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文により、1898年に建てられたかやぶき寄棟屋根の田舎風海浜別荘建築です。修繕工事を終え、2026年4月1日にリニューアルオープンしました。

併設されている庭園には60種200株近い牡丹が植えられており、海の景色と豪華な牡丹を同時に楽しめます。期間中は地元の食品を販売するマルシェやさまざまなイベントも行われる予定です。

旧伊藤博文金沢別邸がある野島町の隣りに「乙舳町」がありますが、「乙舳町」は何と読むでしょう?

■金沢区の難読地名「乙舳町」の読み方は?
乙舳町は「おつともちょう」と読みます。

1939年の町界町名地番整理事業の施行に伴い、金沢洲崎町、金沢野島町から乙艫町(当時は磯子区)が新設されました。1948年の金沢区新設に伴い、磯子区から編入。1975年の住居表示施行の際、町名を変更し、乙艫町から「乙舳町」となりました。

「新編武蔵風土記稿」には町屋村の小名「乙靹」として記録され、金沢八景の内で、乙鞆原、乙艫ともいわれていたそうです。

地名研究で「おつ」は追浜の「おつ」と同じく、「大」の意味か、あるいは海岸に迫ったところを意味し、「とも」には「分村、堤」などの意味があり、野島を指すのではないかと考えられます。

乙舳町がある場所は金沢八景の1つで「乙艫帰帆(おっとものきはん)」と呼ばれていました。

ちなみに、乙舳町がある金沢区は、横浜18区で「歴史や文化を大切にしている区」ランキング(All About ニュース編集部が実施)で第2位となっています。


いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。

参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)、横浜市金沢区公式Webサイト、旧伊藤博文金沢別邸 公式Webサイト
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