■鉄則1:老後の支出や収入をシミュレーションしておく
老後の安心を得るためには、できるだけたくさんのお金があればよい、と考えるかもしれません。とはいえ、収入には限りがあります。老後、自分の望む生活を送るためには、いくらお金が必要なのかを明確にすることが重要なのです。
今から老後の支出や収入をシミュレーションしておき、あといくら足りないのか、今の貯蓄ペースで足りるのかを確認しておきましょう。
老後の生活費の目安などは各機関から発表されていますが、それは目安に過ぎません。大切なことは、自分にあった金額を知ることなのです。
面倒かもしれませんが、家計簿などをつけて日々の生活費がどれくらいかかるのかを知っておき、それに基づいて老後の支出も計算するとよいでしょう。収入は少なめに、支出は多めに見積もっておけば、後で調整しやすくなりますよ。
■鉄則2:資産運用してきた人は、お金を引き出せるタイミングを確認する
老後の資産形成を目的とする金融商品で、代表的なものといえば、iDeCoやNISA制度での積み立て、個人年金保険等があります。これらを使ってお金を貯めている人は多いことでしょう。
確認しておきたいことは、それぞれの金融資産は、いつ使えるのか?ということです。
iDeCoは原則60歳以降ですが、NISA制度で積立をすれば60歳前でも引き出すことができます。
■鉄則3:老後の資金準備は、少額でもいいので、できるだけ早く始める
老後の資金準備は、遅くとも50代ぐらいまでにはスタートすることをおすすめします。
とはいえ、無い袖は振れません。「もう50代になってしまったし……」「物価が上がっていて、貯金する余裕なんてないよ」という人もいるかと思いますが、あきらめてしまったら、それでおしまい。毎月5000円でもよいので、老後の生活を意識して貯めてみてはいかがでしょうか?
老後の生活を意識することで、日々の生活の意識も変わってきますので、毎月の貯金額5000円を6000円、7000円へと増やすことも可能になってきます。
5000円は1年で6万円ですが、10年続ければ60万円になります。できる金額から貯金を始めてみてください。
原則として、内容がよく理解できない金融商品に手を出すのはおすすめしません。初めて利用する金融商品の場合、どのようなタイプの商品なのか、どのようなメリット・デメリットがあるのかを知ってから、利用するようにしてください。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。
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