2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■42歳・年収370万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は千葉県に住む42歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:370万円
金融資産:預貯金840万円、リスク資産1170万円

▼リスク資産の内訳・日本株:900万円
・不動産クラウドファンディング:250万円
・投資信託:20万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2023年から

2023年からオール・カントリーに「月1万円」の積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本22万円→運用損益込約20万円」。

「2025年2月頃には12%以上の運用益が出ていたが、トランプ関税ショック後に大きく基準価格を割り、現在は値を戻し始めている。一方で、不動産クラウドファンディングは平均5%位の年利回り、株式も去年の夏に暴落はしたが現在は時価で200万円以上の含み益」が出ていると説明されています。

■42歳・年収370万円会社員男性の思う積立投資のメリット
積立投資を始めてよかった点として、「投資信託にどんなものがあるか知識がなかったが、NISA制度のおかげで知る事ができたし、リスク等も分かり金融リテラシーが上がったと実感できた」とコメント。

一方で、「トランプ関税ショックでみるみる時価総額が落ち、(口座の)画面を見るたびに胃が痛くなった」と言います。

そのため今後は「これ以上暴落があったら損切りで引き出し、不動産クラウドファンディングや高配当株、他の信託商品に切り替え」も考えているとのことでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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