2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■51歳・年収300万円自営業・自由業女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は滋賀県に住む51歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、夫(53歳)

▼金融資産世帯年収:本人300万円、配偶者800万円
世帯金融資産:現預金5000万円、リスク資産110万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:110万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2024年から

新NISA開始に合わせて2024年から積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月10万円」で積み立てているとのこと。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本100万円→運用益込110万円」と、積み重ねが徐々に利益を生み出している様子です。

「開始10カ月目までは運用益がプラスに推移していたが、トランプ政権になり関税引き上げの影響があって運用益が初めてマイナスになった。最近はやや持ち直してきている。積立投資を始めてまだ1年ほどしかたっていないので、資産は10万円ほどのプラスにしかなっていない。マイナスに転じる月もあるが、このままコツコツと積み立てていきたい」とあります。

■51歳・年収300万円自営業・自由業女性の思う積立投資のメリット
積立投資を始めてよかった点として、「日本の株価だけでなく、世界の株の動きにも興味を持つようになった」とコメント。


一方で、「最初のうちは好調だったが、マイナスに転じたときは気持ちの立て直しに苦労した」と言います。

そのため、これから積立投資を始める人には「毎月無理がない金額で積み立てることが大切」とアドバイスされていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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