2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■35歳・専業主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は長崎県に住む35歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、夫、子ども

▼金融資産世帯年収:本人0円、配偶者500万円
世帯金融資産:現預金300万円、リスク資産200万円

▼リスク資産の内訳・投資信託200万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2024年から

2024年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額はオール・カントリーに「月10万円」。成長投資枠でも別途スポット購入しているとのこと。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、「元本195万円→運用益込200万円」と利益が出ている様子です。

「始めた当初は少しずつ増えていたが、昨年の夏ごろに下落。トランプ関税の影響もあってか元本割れしている期間がしばらく続いていたが、ここ最近でようやく運用益がプラス。ただ結果としてはあまり大きなプラスになっているという感じはない」と説明されています。

■35歳・専業主婦の思う積立投資のメリット
積立投資を始めてよかった点については、「なぜ株価が下がったのか、いま世界で何が起きているのかということを少し考えるようになった」とコメント。


一方で、「長期的に考えることが大事と分かっていても、資産が減る日々が続くとやめたくなる」と悩んだこともあると言います。

今後については「まだ始めて間もないので、長期的に見ていく」つもりとのこと。なお、これから「子育てにお金がかかる」こともあり「積立金額は引き下げる予定。資産が増えるペースもダウンすると思われる」とのことでした。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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