LINEをスルーされたり、返信が遅かったりすると、イライラしたり、不安になったりすることもありますよね。ただ、それで「相手と縁を切った方がいいのか」というとケースバイケース。
LINEをスルーする人・返信が遅い人への対処法を紹介します。

■LINEをスルーする人・返信が遅い人の心理
そもそも、LINEをスルーする人・返信が遅い人にはどんな傾向があるのでしょうか?

1. 忙しくて返信できないタイプ
家庭や仕事で時間と心に余裕がないため、うっかり返信を忘れてしまう。

2. 文章を考えるのが負担になるタイプ
気を遣い過ぎて、返信の文章を考えているうちに時間がたってしまい、返しづらくなる。

3. 返信の優先順位が低いタイプ
返信する行動の優先度が低く、「返信しなくてもいいだろう」と思っている。

4. 返信の遅延を使って相手の心理を揺さぶろうとしているタイプ
相手を不安にさせて優位に立とうとしているところがある。相手を自分の思い通りにコントロールしたいと考えている。

5. 約束した日の直前にしか返信しないタイプ
気分屋で、直前まで行こうかどうか迷っている。相手の時間を軽んじていて、ドタキャンや遅刻も多い自己中心的な思考を持っている。

6. わざと距離を空けているタイプ
「関係をセーブしたい」「冷却期間を持ちたい」「このままフェードアウトしたい」と考えている。恋愛においては、やんわりと「脈はないですよ」とアピールしていることも。

■対処法はケースバイケース
LINEの既読スルー、返信が遅いのは、必ずしも嫌われているわけではないこともあるので、相手の状況を見極めることは大切。

相手が1~3のタイプで、自分は今後も関係を続けたいと思っている場合は、返信を期待せず“そういう人”と思って、気長に待つ方がいいでしょう。


逆に、相手が4~6の場合は、縁を切ってもいいかもしれません。4、5は誠実さや思いやりがないですし、6の場合は、追いかけてもいいことはありません。

自分のことを大切にしてくれて、コミュニケーションをとりたいという人とLINEのやりとりを楽しんだ方が、あなたにとっても有益な時間を過ごせるでしょう。

■返信が来やすくなるメッセージのコツ
1~3の場合は、自分がメッセージの内容を少し工夫することで、相手からの返信が来やすくなることはあります。

1. 相手が「忙しくて返信できないタイプ」の場合
「時間ができたときに返信でいいからね」と言って、余裕を与える。

2. 相手が「文章を考えるのが負担になるタイプ」の場合
「軽く返事をしてくれるだけでOK」「スタンプでの返事だけでいいよ」と伝えてみる。

3. 相手が「返信の優先順位が低いタイプ」の場合
基本的に、用事があるときに連絡する。さらに、相手にとって「返信するメリットがあること」を加えると返信率は上がる。例えば、「今度、〇〇さんと会うのだけど、一緒にどう?」など。

急ぎで返事がほしいときは、「通話+LINE」にしておくのをオススメします。たとえ相手が通話に出なかったのだとしても、着信記録を残し、さらに「かけた理由」をメッセージしておけば、相手も「すぐに返事がほしい」ことに気付くでしょう。

■基本的には「追いLINE」をしない方がいい!
プライベートでのやりとりで返信がこないからといって、「追いLINE」をしてしまう人は要注意。


相手にプレッシャーを与えたり、「責められている」と感じさせてしまったり、「しつこい人」だと思わせてしまったりして、むしろ逆効果になってしまうこともあるからです。

追いLINEは“相手を急かす”だけでなく、“自分の不安をぶつけている”行為になりがち。そうすると相手が連絡したくなくなってしまうこともあるので、“相手が返信しやすい余白”を残す方が結果的に返事が早まることは多いでしょう。

■自分が返信の遅い場合はどうすべきか
逆に自分がLINEをスルーしたり、返信が遅い人は、もう少し「相手の立場に立ってみる」ことは大切です。

やはり、相手はコミュニケーションをとりたいからLINEを送ってくることが多いもの。返信を怠っていると、相手はあなたとコミュニケーションをとるのを諦めてしまうかもしれません。大切な人が離れていってしまう可能性が高まるのです。

対策としては、せめて、この3つは心がけておくといいでしょう。

・「今、バタバタしているから、後で返信するね」と、一言だけでも返す。
・「文章を書くのが苦手」だということを前もって言っておいて、スタンプと短文で返信する。
・「LINEの返信遅いタイプだから気にしないでね」「メールはすぐに返事できないことも多いけど、2日以内には返します」など前もって伝えておく。

つまり、返信は“早いか遅いか”ではなく、“相手を大事にしていることが伝わるかどうか”が大切なのですよね。


LINEは相手のことが見えない分、誤解したり、すれ違ったりしやすいツールでもあります。互いに思いやりを持って、コミュニケーションをとっていきたいものですね。
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