2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■20歳・年収250万円男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は大分県に住む20歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:250万円
現預金:25万円、リスク資産:22万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:11万円
・暗号資産:11万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2023年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2023年から
など

2023年から、オール・カントリーとS&P500にそれぞれ「月1万5000円」の積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、オール・カントリーが「運用益マイナス349円」、S&P500が「運用益プラス718円」。「トランプショックにより一時マイナス4000円ずつ、計8000円の含み損だったが徐々に回復し、現在はほぼプラスマイナスゼロに落ち着いている」と言います。

「日々の生活で少し使いすぎたり、海外旅行などに行った際は少し積み立てを崩してしまった時期があるが、投資にお金を回す癖がつき、1年目は10万円、2年たった今では20万円まで(リスク資産を)増やすことができた」と投稿者。

一方で「トランプ大統領就任の際に暗号資産に手を出してしまった」とあり、そちらは運用益が「10万円ほどマイナスになってしまった」とあります。

■20歳・年収250万円男性の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「日々意識していないところで勝手にお金が積み立てられているので損した気分よりも得している気分になることが多い。デイトレードよりも日々の株の動きを追わなくていいので楽だと感じる」とコメント。

積み立てた資産は「将来的には目標としている車を買う際」の資金にするつもりだと言います。


これから積立投資を始める人には、「毎月少しでもお金を積み立てに回すことが必要。クレカで自動積立設定をしておけば勝手にたまっていくのでおすすめです」とアドバイスされていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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