現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:29歳男性
同居家族構成:本人、妻
居住地:愛知県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人500万円、妻380万円
現預金:1500万円、リスク資産:550万円

▼リスク資産内訳・投資信託:500万円
・国内株式:50万円

■「おすすめ優待銘柄は上新電機」
投資歴は「5年」、投資信託を中心に運用しているという20代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、上新電機<8173>だそう。

同社の株を100株以上保有すると、「上新電機の店舗およびWEBショップで使える株主優待券」がもらえるとのこと。毎年届く優待券は「日用品や家電の購入費に充てている」と言います。

ちょうど「優待が届いたタイミングが、引っ越し時期に重なったために、家電購入という大きな出費に充てられた」と投稿者。ライフイベントと優待のタイミングが重なって助かったエピソードを語っています。

特に「実店舗では、会計時に使用分の券を切り取って店員さんに渡すと、その分値引きしてくれる」ため、シンプルで使いやすい点も魅力として挙げています。

■「配当と優待のバランスを重視」
一方で、優待銘柄のデメリットとして、「優待目的で購入したが、経営上の問題で優待が取りやめになってしまった」経験があると回答。

そのため、銘柄を選ぶ際には「配当利回りと優待のバランス」を重視しているとあり、投資としてのリターンも意識して慎重に選んでいる様子がうかがえます。

さらに、今後購入を検討している優待については「QUOカードがもらえる銘柄」だと語られていました。


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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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