2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■33歳・年収520万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は群馬県に住む33歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、妻(29歳)、長男(6歳)、次男(2歳)

▼金融資産世帯年収:本人520万円、妻180万円
現預金:50万円、リスク資産:450万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:150万円
・iDeCo:300万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・iDeCoは不明

2021年からNISAで積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「毎月2万円」。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本100万円→運用益込150万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「開始から2年間はマイナスを推移していたこともあったが、それ以降はプラスになっている。別途積み立てているiDeCoとともに現在まで増えているので、将来の子どもの教育費、老後の資金の心配は少なくなっています。このままいけば30年後の老後には(金融資産)2000万円まではいける気がします」とあります。

■33歳・年収520万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「銀行貯金ではほとんど増えないので複利の効果を実感できています」とコメント。

引き出す時期は「NISAについては子どものことでお金が必要になったタイミングで引き出し、iDeCoについては60歳過ぎてから考える」と決めていると言います。


一方で、これまで「毎月必ず一定の額を投資しているので、物価高の影響もあり家計的にも辛い」と感じる局面もあったそう。今後子どもの成長に伴い出費が増えても「できることなら毎月一定額を滞りなく積み立てていけたらいいと思う」と投稿者。

新NISAの利用状況については、「つみたて投資枠で2万円で設定している。今は成長投資枠に回せる余力がないですが今後は活用できれば」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
編集部おすすめ