2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■41歳・年収100万円パート女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は茨城県に住む41歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、夫(42歳)、子ども(10歳)、子ども(8歳)、子ども(年齢不明)

▼金融資産世帯年収:本人100万円、夫800万円
預貯金:500万円、リスク資産:170万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:170万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド:2024年から約1年 ※現在は保有のみ
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド:2024年から約1年 ※現在は保有のみ
・iFree NYダウ・インデックス:2025年から
など

2024年から積立投資を始めたという、今回の投稿者。

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドに「月8万1670円」、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドに「月1万8350円」の積み立てを開始して、約1年後には停止。2025年からは、iFree NYダウ・インデックスに「月1万9230円」を積み立てているそう。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドが「元本98万40円→運用益込105万7158円」、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは「元本22万200円→運用益込23万4342円」、iFree NYダウ・インデックスは「元本7万6920円→運用損益込7万6758円」とのことです。

「2024年に始めた2ファンドについては、去年は右肩あがりに運用益を伸ばしたが、今年に入って暴落をくらってマイナス。最近やっとプラスに戻ってきた。NYダウも最近やっとプラマイゼロに近づきつつあるが、いまだにマイナス」と説明しています。

■41歳・年収100万円パート女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
投資額については、「投資に回したお金がゼロになったとしても自分の生活が不安にならない額」と決めていると投稿者。


とはいえ、「今年の大暴落の時は不安にはなった。損益表示が真っ青(マイナス)で、回復しないんじゃないかと思い、やめたくなりました」と振り返ります。

それでも「銀行に預けておくよりもプラスにはなっているので、積立投資を始めてよかった。去年買った投資信託はプラスになっているので、やはり長期保有が大事だと、身をもって体感できた」とコメントしています。

新NISAについては、「今後は成長投資枠も活用したい」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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