現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:33歳男性
同居家族構成:本人、妻(30歳)、子ども(5歳)
居住地:新潟県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人480万円、妻240万円
現預金:700万円、リスク資産:400万円

▼リスク資産内訳・投資信託:100万円
・日本株:300万円

■「おすすめ優待銘柄は日本管財」
投資歴は「5年」、日本株を中心に運用しているという30代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、日本管財<9347>だそう。

100株以上の保有で「年2回カタログギフトが届く」と言い、「食品、日用品、雑貨とか、ジャンルが幅広いのがいい感じ。わりと落ち着いた内容で、大人向け」の品ぞろえが気に入っていると言います。

日本管財は「地味だけど安定している会社だと聞いて、『これは長く持っていられそうだな』と」思って購入を決めたとのこと。「優待が年2回というのもデカい。気付けばもう、4年目に突入」と、自然と長期保有に至っている様子です。

「毎回カタログ見ながら、『今ほしいのはどれかな?』と考えるのが、ちょっとした楽しみ。洗剤とかフリーズドライのみそ汁とか、地味にありがたい」と語り、「毎回『あ、これもらえるの助かる』という感じの商品が選べるのがいい。ストックのみそ汁が切れたタイミングで届いた時は、神タイミングすぎて笑った」と生活感あふれるエピソードも。


■「届くたびに『株をやっていてよかったな』と思う」
優待銘柄を選ぶ際に重視しているのは「正直、実用一択。食品や日用品など、確実に使う物がベース」と投稿者。

優待を受けられることで「ちょっとした節約になるし、届くたびに『株をやっていてよかったな』と思う」と、ささやかな喜びを感じると言います。

一方で、優待銘柄の保有をめぐっては、「カタログが届いたものの、選ぶのを忘れてしまって期限切れになったことがある。1回だけやらかした」といった失敗談も。

今後購入を考えている優待銘柄については「ドラッグストア系とか、あとはホームセンター系の優待銘柄が気になっている。生活にガッツリ役立つものがいいかな」と、引き続き実用性重視で検討しているとのことでした。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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