現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福岡県在住66歳男性のケースをご紹介します。
■回答者プロフィール
回答者本人:66歳男性
同居家族構成:本人、妻(59歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:福岡県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:450万円
現在の預貯金:100万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:厚生年金395カ月、企業年金312カ月
■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万8000円
老齢厚生年金(厚生年金):13万6000円(加給年金含む)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金16万円(受取り期間不明)
配偶者の年金や収入:給与収入100万円(年額)
■「年金だけで普通に生活できる」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。
その理由として「年金だけで普通に生活できるから」と語っています。
ひと月の支出は「約30万円」。年金だけで「毎月賄えている。足りなかった事は今までありません」と回答されています。
■「週5日のパートで月10万円」
現在は「週5日のパートで月に額面約10万円の収入」を得ているとのこと。
前述のように生活費は年金で賄えているものの、「預貯金がほとんど無いので大きな出費があると」困ることもあるそうで、「親から引き継いだ家なので広いが古いのでちょこちょことリフォーム代がかかる。水回りは2年前に350万円ほどかけて済ませたので現在月4万円のローンを返済中」とあります。
■「退職金を借金返済に充てた」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「50代の早期退職で退職金を借金返済に充てて、第2の人生でもぜいたくなお金の使い方をしたため預貯金がほとんどなくなった」と後悔を口にします。
今後の生活については「自分が死ぬと企業年金はなくなるし、遺族年金も多くないので妻に少しでも現金を残してあげられるようにこれから貯金をしていこうと思う」とコメント。
一方で「月2回のゴルフと毎日2回の犬の散歩で健康管理に気をつかっている」と老後生活の過ごし方も教えてくれました。
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