現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:52歳女性
同居家族構成:本人、夫(52歳)
居住地:京都府
雇用形態:不明
世帯年収:本人100万円、配偶者420万円
現預金:2000万円、リスク資産:400万円

▼リスク資産内訳・投資信託:100万円
・日本株:100万円
・AIラップ:200万円

■「おすすめ優待銘柄は高島屋」
投資歴は「約30年」、日本株や投資信託を中心に運用しているという50代の投稿者女性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、高島屋<8233>だそう。

優待の内容は「お買物ご優待10%割引、高島屋文化催の無料入場」。「よく高島屋を利用するので、優待の割引を知り」購入を決め、「約20年」もの間保有しているといいます。

「最近(京都高島屋で催された)『プレバト才能アリ展』を見に行った時に、チケット購入の時点で行列ができていました。入るのを考え直そうかと思いましたが、優待の無料入場を思い出して、あっさり入場することができました。本当にラッキーでした」とあります。

■「よく利用する機会がある優待を重視」
優待を選ぶ際に重視しているポイントは「よく利用する機会があるかどうか」だそう。

高島屋以外では、大丸松坂屋百貨店の親会社であるJ.フロント リテイリング<3086>と、三越伊勢丹ホールディングス<3099>の優待もまた使い勝手がよく気に入っているといいます。

百貨店の株主優待の魅力について、欲しいものを「お得に買えること」と語る投稿者。


一方で、「一度株価が大きく下落したタイミングで売り、また買い直した」経験もあるそうで、売却のタイミングについては難しさを感じているそう。

今後購入を考えている優待銘柄は「お米がもらえる優待」を検討しているとのことでした。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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