現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。


では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。

■回答者プロフィール
回答者本人:67歳女性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:賃貸
居住地:北海道
現在の現預金:300万円、リスク資産:3000万円

■現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万3000円
老齢厚生年金(厚生年金):4万6000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:なし

ひと月の支出:13万円

■「行ってよかったシニアの旅先は信州」
現役引退後は「2~3年に1回程度、1人旅」をすることが多いという今回の投稿者。

なかでも印象に残っているのは「2022年10月に1人」で訪れた「3泊の信州」旅行で、シニアになってから訪れた旅先の中では、特に満足度が高かったとのこと。

ただし心残りもあったようで、「戸隠神社に行こうと思っていたが、前日大雨で道がぬかるんでいてとても歩けず、結局行けなかった。またリベンジしたい」とあり、旅行の際は「天候などを考えて、(行先の)変更も考えた方がいい」と痛感したそう。

なお旅行にかかった費用は「飛行機やバス代などの交通費10万円、宿泊費5万円、食費1万5000円、お土産代5000円」とあり、総額17万円ほどとなったようです。

■「神社やお寺に多い階段に、体力的にどう対応するか」
年金生活における旅費のやりくりについては、「年金だけでは(希望通りの)旅ができないので、預金から捻出」できるよう、余裕を持っておくのが理想だと投稿者。

シニア旅行をする上では、「神社やお寺に多い階段に、体力的にどう対応するか」が課題だと語っています。

旅行を計画しているシニア世代に向けては、「常備薬を携帯する。予定はしっかり、余裕のある日程で立てる。荷物は少なく。
途中から荷物が多くなったら宅配便を利用する」ことをおすすめされていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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