現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。


では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。

■回答者プロフィール
回答者本人:63歳女性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:神奈川県
現在の現預金:2500万円、リスク資産:2500万円

■現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし(受給前)
老齢厚生年金(厚生年金):22万円(回答ママ・特別支給の老齢厚生年金)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険109万円(年額)

年金以外の収入:株の配当3万円(年額)、社債の利子35万円(年額)

ひと月の支出:20万円

■「行ってよかったシニアの旅先は伊勢志摩」
現役引退後は「1年に2~3回程度、友人と旅」をすることが多いという今回の投稿者。

シニアになって行ってよかった旅先は、「2024年10月に友人」と訪れた「2泊の伊勢志摩」旅行だそう。

「伊勢神宮および志摩は私が子どもの頃に両親と行って以来なので、久しぶりに訪れた。食べ物もおいしく寛げた」と旅の思い出を振り返ります。

伊勢志摩へは旅行会社の「ツアーを利用すると、個人では予約がなかなか取れないデラックスな列車に乗れる。移動がスムーズで快適。若いときは全て個人で予約したが、面倒になった」と投稿者。

なおツアーにかかった費用は総額「2万6000円」だったとあります。

■「ツアーにすれば何かと楽に過ごせる」
年金生活における旅費のやりくりについては「年金はあらかじめ金額が分かっているので生活費に入れ、株式の配当や社債の利子等、臨時収入を旅行に充てている」とのこと。

シニアの旅行は、「乗り継ぎが多くスケジュールが詰まっていると、体力面で不安がある」ため、前述のようにやはり「ツアーにすれば何かと楽に過ごせて」おすすめだと言います。


最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、よりよい旅にするためには「とにかく軽くて歩きやすいスニーカーを履く。寒さ対策でネックチーフを巻く。枕や耳栓などを持参すれば、寝れずに旅行を楽しめなかったということにはならないと思う。私はお気に入りのアロマオイルや入浴剤を持っていき、利用できるときにセージのお香を焚いてリラックスするようにしている」とアドバイスされていました。

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