2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■37歳・年収550万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は、神奈川県に住む37歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、妻、子ども3人

▼金融資産世帯年収:本人550万円、配偶者50万円
現預金:100万円、リスク資産:15万円

▼リスク資産の内訳・日本株:7万円
・投資信託:4万円
・米国株:4万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2025年から

2025年から積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「月1万円」。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績は「元本4万円→評価額3万6000円」とのこと。

「4月の初旬に大幅に下落した。少しずつ持ち直しているが現在も含み損。(それでも)下落している時にこそ、さらに積み立てていこうと考えている。一方で日本株では資産が1万円増えた。投資に回せるお金があればこれからも、こつこつ積み立てていく予定」とあります。


■37歳・年収550万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「金融の勉強になること。資産が増えた時はうれしい気持ちになること」とコメント。

一方で、「含み損がでると不安な気持ちになって、積み立てをやめたくなってしまう」こともあると言います。

それでも「狼狽(ろうばい)売りはせず、チャンスだと思い買い増しする」とのこと。

新NISAについては、「成長投資枠は日本株、米国株を購入しリスク分散させる」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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