現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:52歳女性
同居家族構成:夫(51歳)、長女(15歳)
居住地:神奈川県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人400万円、配偶者500万円
現預金:1000万円、リスク資産:3700万円

▼リスク資産内訳・日本株:2000万円
・投資信託:1000万円
・米国株:100万円
・ジュニアNISA:600万円

■「おすすめ優待銘柄は杉田エース」
投資歴は「10年」、日本株を中心に運用しているという50代の投稿者女性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、杉田エース<7635>だそう。

優待の内容は「長期保存食セット」で、「1年に1度届いたら、非常持ち出し袋の整理を兼ねて届いたものをしまい、賞味期限が近いものを食べている。自分では非常食を買うのが面倒くさいので、毎年届くのが助かる。毎年違うものが届くのも楽しみ」だといいます(なお2026年3月期より同社の株主優待制度は廃止されると発表がありました)。


■「株価下落局面でも強いのが魅力」
杉田エース以外では、SBIグローバルアセットマネジメント<4765>は「毎年仮想通貨がもらえる」点が気に入っていて、「貯めていたら株価を超えた」そう。またタマホーム<1419>も「CMに出ている人のクオカードがもらえる」点で満足しているといいます。

株主優待の魅力は「株価下落局面でも強い」ことだと語る投稿者。

一方で、魅力的な優待銘柄ほど手放しがたく、「ポーラ・オルビスホールディングス<4927>のポイント失効がもったいなくて損切りしそこなった。株価下落で今でも10万円マイナスです」と失敗談を明かします。


今後購入を考えている優待銘柄は「クオカード銘柄、お寿司の(食事券がもらえる)銘柄がほしい」とのことでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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