現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、鹿児島県在住73歳女性のケースをご紹介します。
■回答者プロフィール
回答者本人:73歳女性
同居家族構成:本人、夫(78歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:鹿児島県
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:200万円
現在の預貯金:500万円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:国民年金60カ月、厚生年金320カ月
■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万8000円
老齢厚生年金(厚生年金):3万6000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金130万円(年額)
■「物価高により生活は非常に厳しい」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。
その理由として「夫の在宅の介護費用が、ひと月6万円ほどかかる。また物価高により生活は非常に厳しい」と語っています。
ひと月の支出は「約24万円」。夫婦の年金だけでは「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
■「貯蓄が少ないのでこの先がとても不安」
年金で足りない支出については「毎月3万~4万円ほど貯蓄から取り崩している。貯蓄が少ないのでこの先がとても不安」と心配している様子の投稿者。
年金生活においては、支出を抑えるために「できるだけ買い物はまとめてする。食材を大切に使うように心がけている。交友関係も少なくなり、冠婚葬祭の付き合いも無理をしないようにしている」とのことです。
■「介護の毎日の中で、ささやかな楽しみを見つけている」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「現役時代は何も考えず、ほしいものを買い、食べたいものを食べていた。将来のことをもっと真面目に考えるべきだった。それに金融に関する知識も皆無だった。なんとかなるさの考えでやってきた結果が今の状況」と回答。
今の生活での不安については「夫の介護がいつまで続くかということが一番の悩み。長生きをしてほしいが、金銭面や体力的なことで不安が募る」と複雑な心境を語ります。
一方で「今は夫の介護で毎日が過ぎていくが、その中でも好きな音楽を聴いたりテレビを見たりと、ささやかな楽しみを見つけている」と息抜きのために意識していることも教えてくれました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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