物価高が止まらず、なかなか給料も上がらないこのご時世、少しでも出費を抑えようと節約している人は多いでしょう。「おかげで○○万円も浮いた!」といった成功体験はあちこちで聞かれます。
ただ、思ったより貯まらない、むしろ支出が増えてしまったという失敗談もいろいろあるようで……。

今回はAll About編集部が実施した節約に関するアンケートから、33歳女性の失敗談をご紹介します。

■回答者のプロフィール
回答者本人:33歳女性
家族構成:既婚(子あり)
雇用形態:無職
職業:専業主婦
世帯年収:約600万円
現在の年収や暮らしに満足しているか:満足していない

■食材ごとにスーパーを変更
食費の節約で失敗した33歳の女性。

「子どもが離乳食を終えて大人と同じメニューを食べ始めた頃、食費がかさむようになってくることを考え、少しでも出費を減らそうと節約を始めました」と語ります。

具体的には食材ごとに購入するスーパーを変えたそう。

「お肉はここ、野菜はここ、と安く売っているところで買っていました」と振り返ります。しかし……。

「結局行く先々で余計なものまで買ってしまい、節約の意味がなくなってしまいました」

■衝動買いし値下げ幅の違いに後悔
「お肉はここで買おうと決めたスーパーで別の物が目に入り衝動的に買ったけど、野菜を買いに行くスーパーで同じ商品がかなり安く売られていて悔しかったです」と女性は後悔をにじませます。

彼女はこの経験から「余計なものは買わない、目に入ったものでも一旦衝動的に買うのを抑える」ということを学びました。

<調査概要>
節約の体験談に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年8月28日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:63人、女性:137人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
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