食品から日用品、地域の名産品まで、毎年さまざまな返礼品が用意されているふるさと納税。どれを選ぶか迷う人も多いのではないでしょうか。
特に年末は寄付の締め切りが近づき、寄付先を検討する家庭も増える時期です。

ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、埼玉県在住38歳女性の「選んでよかった2025年ふるさと納税の返礼品」を紹介します。身近な視点から選ばれた返礼品の一例としてご覧ください。

■回答者プロフィール
年齢性別:38歳女性
同居家族構成:本人、夫(38歳)、子ども4人(1歳、5歳、7歳、11歳)
居住地:埼玉県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人300万円、配偶者650万円
現預金:300万円
リスク資産:100万円

▼リスク資産内訳・NISA:100万円

■「一番よかった返礼品は福岡県福岡市の努努鶏の大箱2個」
ふるさと納税歴は「2年」。毎年「自分名義で3万円」ほど利用しているという今回の投稿者。

2025年に最も満足した返礼品について、「福岡県福岡市の博多名物、努努鶏(ゆめゆめどり)の大箱2個」を挙げています。

選んだ理由については、「3年前に子どもの試合の付き添いで博多に行って、そこでお土産として購入した努努鶏があまりにもおいしかった。近場のスーパーの物産展で探してもなかなか見つからず、あの味をもう一度食べたいと思った。加えて博多の街が家族みんな気に入ったので、ふるさと納税をすることになった」と回答。

返礼品は子どもたちの「夏休みにちょうど届いた」そうで、「夏の大きな試合を頑張った子どもへのご褒美にして、その日の夜に食べた」とのこと。「コスパ良し、味よし、家族みんなが楽しみにしているので10点満点」だったとあります。

■「観光地のホテル宿泊系や、体験系を選んで家族で楽しみたい」
返礼品を選ぶ際に重視しているポイントは「自分たちが住んでいる埼玉県ではなかなか購入できない、地方の名産が食べられること。
そしてお得感があること」と投稿者。

例えば「鹿児島県枕崎市のシルクスイート(サツマイモ)や福岡県福岡市の元祖 博多ごまさば」も気に入っていると言います。

一方で、「このご時世なので、お米の量がおととしと比べて減ってしまった」のは残念だったとのこと。

ふるさと納税のよさについては「自分たちで好きなものを選べること。届くときのワクワクで子どもたちも楽しめること」とコメント。その半面、「最初はふるさと納税の仕組みや寄付金の上限が分かりにくかった」とも。

投稿者にとって、ふるさと納税は「誰でもできて自分で考えて納税できるもの」だそう。来年以降は「観光地のホテル宿泊系や、体験系を選んで家族で楽しみたい」とのことでした。

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