500円玉などの硬貨でお年玉を渡すとき、ふと気になるのが「硬貨の表と裏は、それぞれどちらか」ということ。硬貨の「表面」についての素朴な疑問について和文化研究家の三浦康子が解説します。


■Q. 硬貨の「表面」はどっち? ポチ袋への正しい入れ方は?
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「お年玉を硬貨で渡す際、ポチ袋に入れるマナーが分からず困っています。硬貨の表裏と、ポチ袋への正しい入れ方を教えてください。」
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■A. 硬貨は「図柄がある方」が表面です
Q. 知らないと恥ずかしいことに……硬貨の「表面」はどっち? ポチ袋への正しい入れ方は?
硬貨は図柄がある側が「表面」※画像:All About編集部

お年玉をポチ袋に入れて渡す際、硬貨を使う場合にもマナーがあります。紙幣と同様に、お金は袋から出した時に表面が見えている状態で入れるのが基本です。

硬貨の場合、図柄(植物や建物など)がある方が表面となります。反対側の、製造された年号などがデザインされた面は裏面です。

■A. ポチ袋に硬貨を入れる際の注意点
Q. 知らないと恥ずかしいことに……硬貨の「表面」はどっち? ポチ袋への正しい入れ方は?
紙幣も硬貨も、「表面」が見える状態でポチ袋に入れましょう ※画像:All About編集部

硬貨をポチ袋に入れる際は、以下の点に注意しましょう。

・ポチ袋の表が見える状態にする
・硬貨も表面(図柄がある方)が見える状態でポチ袋に入れる

紙幣と硬貨、どちらの場合も、表裏や天地に注意を払うことがお年玉を渡す上での基本的なマナーです。おめでたいお正月だからこそ細かい部分にも気を配り、心を込めて渡しましょう。
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