2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■39歳・年収700万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む39歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、妻(37歳)、子ども2人(5歳、2歳)

▼金融資産世帯年収:本人700万円、配偶者400万円
現預金:約200万円、リスク資産:約58万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:約58万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2024年から

2024年から積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月3万円」。

投稿のあった2025年10月時点の運用実績については「元本50万円→評価額約58万円」と、利益が出ている様子です。

「開始当初は値動きが少し不安定で、1~2カ月は評価額が元本を下回ることもあった。しかしコツコツ積み立てることで徐々にプラスに転じ、現時点では運用益が安定している。投資を始めてから少しずつ資産が増えている。現預金に加えてリスク資産も増え、家計全体の資産運用の意識が高まった。将来的には教育費や老後資金も備えられるようになると実感している」とあります。


■39歳・年収700万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「少額からでも投資の継続ができて、将来に向けて資産形成の習慣が身についたこと。将来的には教育費や住宅ローン返済に充てるなど、必要なタイミングで取り崩す予定」とコメント。

一方で、「積立投資を開始した直後の相場変動で、評価額がマイナスになった時に少し不安になりやめたくなった」と悩んだこともあると言います。

積立投資を始める人へのアドバイスとして「毎月一定額を自動で積み立て、短期の値動きに惑わされず長期で継続すること。初心者はまず小額から始めるのがおすすめ」とのことです。

新NISAについては、「成長投資枠も検討中だが、まずは安定したインデックス投資で基盤を作ることを優先している」と語られていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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