2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■36歳・年収600万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は島根県に住む36歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人、妻(33歳)、長男(10歳)、長女(8歳)

▼金融資産世帯年収:本人600万円、配偶者200万円
現預金:300万円、リスク資産:220万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:220万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2022年から

2022年から積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月3万3333円」で継続中。

投稿のあった2025年10月時点の運用実績については「元本150万円→評価額220万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「開始してからプラス20~50%で推移していて、現在は50%前後で運用益が出ている。毎月強制的に積み立てることで、嫌でも投資に資金が回せるようになった」とのこと。

「長期運用を考えているので間違えても損切りしないように、運用益の増減はあまり見ていない。また世界の情勢に左右されたくないので、気絶投資(投資したことを忘れたようにふるまい、長期間保有すること)を心掛けている」とあります。

■36歳・年収600万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「現金預金では一生そこまで増えなかっただろうという金額まで、特に何もしなくても増加していること」とコメント。


一方で、「もし戦争が起こって大暴落するようなことがあったら、今までの積み立ては何だったのかと考えてしまい、何度もやめたくなったことがある」と言います。

これから積立投資を始める人には、「長期運用が前提なので短期間の損益で一喜一憂しないこと」が重要だとアドバイス。

新NISAについては、「つみたて投資枠は今まで通り無心で淡々と積み立てていく予定。資金に余裕がでてきたら成長投資枠も活用していきたい」と語られていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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