そんな中でも驚いたのが、北海道のルスツリゾート。今シーズンのリフト1日券は、なんと1万6200円! どうしてそんなに高いのか。プレスツアーへ参加して現地を見てきました。
■北海道一のコース数! 滑れば「元が取れた」と思える理由
実際に滑ってみると、値段に納得できるポイントがいくつもありました。まず、ルスツはとにかく広い! イゾラ・イースト・ウエストという3つの山を滑り放題。コース数は全37コース、総滑走距離は42kmにもおよび、北海道最大級のスケールです。
ゴンドラ4基、クワッドリフト7基、ペアリフト7基の計18基。広さの割にリフトの数がそこまで多くないのは、コースレイアウトが巧みだから。ちょこちょことリフトを乗り換える手間がなく、ロングコースを気持ちよく滑れるのもうれしいところ。
取材時は12月半ばということもあり、インバウンド客は多かったものの、大きな混雑はなし。同行したスノボ大好きな20代は「リフト待ちがほとんどなく、一日中ガンガン滑れる。これなら元が取れた」と満足そうに話していました。
とはいえ、広さは昔から変わらないわけで、リフト代が値上がりしているのは事実です。ルスツリゾートに限らず、燃料費や人件費の高騰が大きく影響しているのも確かでしょう。
ただルスツリゾートでは、こうしたコスト増への対応にとどまらず、ゲレンデでの体験価値やサービスの質、安全性をさらに高めるための戦略的な価格改定と位置付けているそうです。毎年訪れるリピーターに、より高い満足と安心を提供することを目指した見直しでもあり、国内基準だけでなく、世界基準を意識した価格設定という意味合いも込められているのだとか。
実は世界のスキー観光産業の中で最も権威あるアワードの1つ「World Ski Awards(ワールドスキーアワード)」の日本ベスト・スキー・リゾート部門で国内最多となる6度の受賞実績があり、値段にはクオリティーへの自信も込められているのだと思います。
特にルスツリゾートが絶対の自信を持っているのが、圧雪技術。広大なゲレンデの大部分を占める圧雪バーンは、毎日熟練のオペレーターが圧雪車で丁寧に整備しています。各種大会の会場にもなっているだけあって、その仕上がりはさすがの一言。朝イチだけでなく、午後になってもきれいな圧雪バーンが残っていることもあります。
取材は12月で、まだそこまで雪も多くなかったのですが、それでも驚くほど滑りやすく、担当者の「うちの圧雪には自信がある」という言葉にも納得でした。
■知らなきゃ損! 「25時間券」が実はかなりお得
「それでも1万6000円超えはちょっと……」という方にこそ知ってほしいのが、25時間券(大人3万3100円・オンライン価格)です。
ポイントは連続した25時間じゃなくてOKということ。1時間単位で減算されていくので、「今日は3時間だけ」「明日は朝から5時間」といった使い方が可能。シーズン中、日付をまたいで何度でも使えます。
地元の人なら3時間ずつ8日間、なんて使い方をすれば1回あたり約4200円。道外からの旅行者でも2泊3日や3泊4日あれば、かなりお得に滑れる計算です。
■滑らなくても楽しい! 冬のテーマパークとしての顔
ルスツリゾートのもう1つの魅力は、リゾート内で完結するエンターテインメント性。屋外の遊園地は夏のみ営業していますが、冬の屋内施設も充実。目を引くのは、2階建てメリーゴーランド。屋内では世界最大級の規模で、ルスツリゾートのシンボル的存在です。
リゾート内はモノレールで移動でき、国道の下をくぐるほどの広さ。子どもにとっては、モノレールに乗ること自体も1つのアクティビティです。
ほかにも、光の散歩道やプロジェクションマッピング、マジックミュージアムなど、イベントや見どころがいろいろ。
スノーアクティビティも充実しており、スキーをしない人も退屈しらず。スノーモービルにゴムボートをけん引してもらうスノーラフティングは、左右に振られる予想のつかない動きが面白く、思わず声が出てしまうほど。スピードは調節してもらえるので、小さな子どもでも安心です。ほかにも犬ぞりやスノーモービルなど非日常体験が目白押しです。
■カニ食べ放題も! 食事は意外とお手頃
リゾート内には3つのホテルがあり、滞在スタイルの選択肢は豊富です。
そしてリフト券のインパクトに比べると、食費は「あれ、意外と普通?」という印象。例えばレストラン「オクトーバーフェスト」では、北海道らしさ全開の「ズワイガニ食べ放題」が付いたブッフェがなんと7000円。身がぎっしり詰まったカニを堪能できて大満足のクオリティです。
ほかにカジュアルな居酒屋「かかし」もあります。落ち着いた雰囲気のバー「オブリスト」はテーブルチャージ700円、カクテル1000円~と、リゾートにしてはお手頃です。
遊び疲れた体を癒やしてくれるのは、羊蹄山を望むルスツ温泉・・ことぶきの湯。
■リフト1万円超え時代をどう楽しむか
ルスツリゾートに限らず、スキー場の価格高騰は止まりません。ならばいっそ、年に一度のご褒美スキーと割り切るのも手。ルスツリゾートは国内トップクラスの雪質、高い圧雪技術、広大なコース、さらに滑走以外の楽しみもそろう冬のテーマパークです。
気軽に何度も行ける価格ではないからこそ、年イチの本気の冬旅に、ルスツリゾートは結構ありな選択肢ではないかと思いました。
取材協力:ルスツリゾート
▼古屋 江美子プロフィール子連れ旅行やおでかけ、アウトドア、習い事、受験などをテーマにウェブ媒体を中心に執筆。子ども向け雑誌や新聞への取材協力・監修も多数。これまでに訪れた国は海外50カ国以上、子連れでは10カ国以上。All About 旅行ガイド。
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