しかし、1億円貯めている人の全てが、全く宝くじに興味がないかといえば、そうでもないようで。
■お金持ちなのに、宝くじを買う「独自の目的」とは?
私が担当したあるお客さまは、堅実な事業を営んでいる、とても穏やかな雰囲気の方でした。
お話を伺う中で意外だったのが、「たまに宝くじを買うことがあるよ」という言葉です。「一種の運試しかな。自分の『最近の調子』を確認したいときは、実力に関係のない、運だけの宝くじがちょうどいい」とのこと。
ひょうひょうと話される姿に、なるほどと納得してしまいました。直感が働いたときに「3000円以内」で買うのがマイルール。1万円くらいであれば、何度か当たったことがあるそうで、その当選金は家族へのごちそうに充てるのだとか。
一見、非合理的な支出にも見えますが、1億円という資産を築く人の振る舞いを通して、その特徴を探ってみましょう。
■ポイント1:自分のことをよく理解している
その方は、自分が「何に喜びを感じ、何にストレスを感じるか」を深く把握されていました。宝くじを買うという行為も、当選を夢見るためではなく、あくまで自分の精神的なゆとりを確認するためのものだったのです。
▼お金への影響自分の感情の動きを客観的に知っているからこそ、他人に対しても深い理解を示すことができます。常に自分を冷静に俯瞰(ふかん)できているため、人間関係のトラブルが少なく、それが結果として仕事の円滑さや信頼につながっていました。自分をコントロールできているからこそ、どんな場面でも感情に「飲まれる」ことがないのです。
■ポイント2:相手を否定しない「聞き上手」
資産家の方は、自分の成功体験を語りたがるものだと個人的に思っていましたが、実際はその逆でした。その方は、どんな相手の話であっても丁寧に耳を傾ける「聞き上手」だったのです。
▼お金への影響宝くじのような不確かなものに対しても、「ムダだ」と一蹴するのではなく、「なぜ多くの人がこれに夢を託すのか」という好奇心を持って接していました。自分と違う意見や考え方を否定せずに受け入れる姿勢が、結果として質の高い情報や新しいチャンスを引き寄せ、大きな資産を形作る土台となっているようでした。
■ポイント3:お金の使い方に「一貫性」がある
最も印象的だったのが、お金の使い方に一切のブレがないことです。
▼お金への影響「1回3000円まで」というマイルールは、どんな時でも崩しません。実際、保険を検討される際も、ご自身の考えに沿うものであれば検討されますが、合わないものには決して加入されません。
一方で、ここぞという投資や、人への感謝のしるしには、驚くほど気持ちよくお金を払われます。自分の中で「これは遊び、これは投資、これは感謝」と、お金の出口が明確に色分けされているのです。
■運と上手に付き合う
1億円を貯めている人が宝くじを買うとき、それは生活を変えるためではなく、「自分の心の在り方」を確かめるための1つの手段に過ぎません。
自分のルールを大切にし、他者を尊重し、一貫性を持ってお金を使う。こうした日々の積み重ねをベースに持っているからこそ、不確かな運さえも味方につけて、着実に豊かな人生を歩んでいけるのではないでしょうか。
文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方を発信。3匹の保護猫と暮らす。All About おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド。
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