現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年1月16日に回答のあった神奈川県在住65歳男性のケースを紹介します。


■回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:賃貸
居住地:神奈川県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:250万円
現在の預貯金:0円、リスク資産:0円
これまでの年金加入期間:不明

■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万9000円
老齢厚生年金(厚生年金):2万5000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

■「障害年金を何度申請しても承認されない」
現在の年金受給額に満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「精神疾患があって、障害年金を何度か申請しましたが、何度申請をしても承認されない。老齢年金だけでは生活ができません」と語っています。

ひと月の支出は「約10万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

■「年金支給日には、スマホで入金を確認」
年金だけでは賄えない支出については、「アルバイトで得た収入全部を」充てているとのこと。

現在は「就労継続支援A型(障害や難病があり、一般企業での就労が難しい人が、雇用契約を結んで働く福祉サービス)でアルバイトをしており、毎月約7万円を稼いでいる」と説明しています。

年金生活の中では、「一人暮らしの場合、自炊するよりも、スーパーやドラッグストア等で出来合いの弁当や総菜を購入する方が安上がり」と考え、少しでも支出を抑えているそう。

一方で、「偶数月の15日、年金支給日には、スマホで入金を確認して、大好きなラーメンや餃子、チャーハン等を腹いっぱい食べる(笑)」のがささやかな楽しみだとあります。

■「国民年金の免除分の支払いをしておけばよかった」
現役時代は「転職を何度も繰り返したため、日雇い派遣(現在は原則禁止)を生活の糧にしていた」という投稿者。

「非正規雇用では毎月の稼働日数に応じて収入が決まるので、安定して生活費を稼ぐことができず」その間は「国民年金の免除申請をしていた」と言います。

ただ年金受給者となった今となっては、「その分の支払いを、後からでもしておけばよかった」と後悔しているとのこと。


また、このまま「物価や賃金が上昇したら、満額を納付した人でさえ実質的な年金受給額が抑えられる結果になりかねないのは、国の制度設計の過ちだと思う」と、不満を口にします。

現に「親世代は年金の支給開始年齢が60歳だった。今の若者が高齢者になった時、もしかしたら年金支給年齢をもっと引き上げるといった話になるかもしれませんね」とも語られていました。

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